「日経ドラッグインフォメーション Premium版」に掲載されている全ての編集記事をスマホやパソコンでお読みいただけるようにした日経DIデジタルの2014年10月号を公開しました。

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 2014年10月号の特集のタイトルは、「シールを貼るだけではいずれ消滅? 患者のための『お薬手帳』再考」です。

 2014年4月の調剤報酬改定で、国は14年にわたって継続してきたお薬手帳推進の方針を転換しました。薬剤師が服薬指導においてお薬手帳を利用しなかった場合に、利用した場合に比べて7点低い薬剤服用歴管理指導料しか算的できなくしたのです。この背景にはお薬手帳の重要性が患者に対して伝わっておらず、その意義を薬剤師が伝えてこなかったという問題がありそうです。ただし、だからといってお薬手帳の有用性が損なわれた訳ではありません。お薬手帳が抱える課題を、1.常に携帯すべきなのに持ち歩かない、2.手帳の意義が患者に認識されていない、3.他職種が知りたい情報が見つけにくい──の主に3点に整理し、それぞれの課題の解決を狙った現場でのあの手この手の取り組みを紹介します。また、昨今普及しつつある電子お薬手帳は、こうした課題を解決するものに成り得るのか、課題解決に結び付くにはどう在るべきかについても検証しました。電子お薬手帳が真に有効活用されるためには、より“ 患者に役立つツール” にしていく必要がありそうです。

 今号のInterviewは、設立15周年を迎えた日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の会長で、チェーンドラッグの龍生堂本店(東京都新宿区)代表取締役社長の関口信行氏に登場いただきました。かつては「法律を守らないアウトサイダー」とも見られていたドラッグストアですが、現在は行政からも業界からも国民からも認知され、市場は拡大傾向を続けています。課題としては、値引き競争から脱して秩序ある販売方法にしていくことと、登録販売者の職能団体を確立し、専門家としてのスキルを高めていくために研修などを実施していくこと。来年には食品の機能性表示に関する新たな制度がスタートし、市場のさらなる拡大が期待されます。その際に、登録販売者などのレベルアップをしていけば、ドラッグストアはさらに新しい業態に変わっていくと、関口氏は唱えます。

 今号のReportのタイトルは、「一歩進んだ指導を目指す! 吸入を確実にさせる3つのステップ」。喘息やCOPD患者の吸入薬の処方箋を受けたとき、製薬会社の手順説明書を見ながら通り一遍の説明で終わらせていないでしょうか。ステップ1「薬の役割の違いと使用タイミングを理解してもらう」、ステップ2「吸って息を止める、基本の吸入動作を徹底させる」、ステップ3「デバイスごとにある『ピットホール』を確認しよう」の3つのステップに従って、吸えていない患者を見つけ出し、確実に吸入できるようにするためのチェックポイントを整理しました。デバイスごとに、患者が陥りやすく、服薬できていないような事態を招きがちな点もまとめましたので、現場での実践にすぐに役立ちそうです。

 今号のCase Studyで取り上げたのは、クルーズ薬局西風新都店(広島市安佐南区)。ハイリスク薬の副作用モニタリングは薬剤師の重要な責務ですが、副作用が発生した時点で患者から報告がなければ迅速な対応が難しいのが実情です。そこで、同店ではハイリスク薬の副作用を、「からだの痛み」「むくみ・体重」「胃の調子」といった具合に、体調変化に関する12項目のカテゴリーに分類。気を付けるべき体調変化カテゴリーを印刷した「体調チェックシール」をお薬手帳に貼って、患者からの自主的な報告を促すようにしています。実際に自主報告件数の増加という形で成果を上げつつあるこの取り組みについて、詳しくリポートします。

 今号のPremium版には、毎号掲載の「副作用症状のメカニズム」や「薬理のコト
バ」のほか、隔号掲載の人気コラムである「症例に学ぶ医師が処方を決めるまで」「検査値のミカタ」「知っていてほしい注目論文」「五感で実践! トリアージ」を掲載しました。3カ月に一度掲載の「DI BOX」では、在宅医療の普及などで取り扱う事例が増えている注射薬の基礎知識を、心身障害児総合医療療育センター薬剤科長の海老原毅氏にQ&A形式で解説してもらいました。

 この他、毎号おなじみの「Inside Outside」「TOPICS」「薬局なんでも相談室」「OTCトレンドウォッチ」などの連載コラムも皆様のお役に立ちます。今月も日経DIデジタルをどうぞご活用ください。

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