「日経ドラッグインフォメーション Premium版」に掲載されている全ての編集記事をスマホやパソコンでお読みいただけるようにした日経DIデジタルの2014年9月号を公開しました。

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 2014年9月号の特集は「薬剤師必修 ! オピオイド Up to date」です。

 日本におけるオピオイド鎮痛薬の使用量は、2000年代以降、急激に増加しています。この動きをけん引してきたのが新規・新剤形のオピオイド鎮痛薬。02年にはそれまで注射薬しか無かったフェンタニルクエン酸塩に貼付薬が登場し、03年にはやはり注射薬のみだったオキシコドン塩酸塩水和物に徐放製剤、07年には速放製剤が発売されました。この結果、モルヒネ、オキシコドン、フェンタニルという主要なオピオイド鎮痛薬を合算した消費量は、12年には00年の約6倍にまで増加。さらにここ数年は、μオピオイド受容体の作動に加えて、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害(SNRI)作用も有するトラマドール塩酸塩、ノルアドレナリン再取り込み阻害(NRI)作用を有するタペンタドール塩酸塩、NメチルDアスパラギン酸(NMDA)受容体拮抗作用などを有するメサドン塩酸塩などのマルチファンクショナルオピオイドも登場し、ラインナップが拡大してきました。

 一方で、オピオイドを巡る最近の動きとしては、癌性疼痛だけでなく、慢性痛にも積極的に使われるようになってきたことも挙げられます。ただし、慢性痛へのオピオイド鎮痛薬の使い方は癌性疼痛への使い方とは異なるため、薬剤師もきちんとした知識を持って対応する必要があります。オピオイドを巡る新しい動きと、押さえておきたい基本情報を特集にまとめました。

 今号のInterviewは特集に連動して、日本在宅緩和医療薬学会の緩和薬物療法認定薬剤師であるあけぼのファーマシーグループ(茨城県つくば市)在宅支援室室長の坂本岳志氏に登場いただきました。在宅医療や緩和医療に関して、数多くの経験を有する同氏が指摘したのは、「在宅医療も緩和医療も、習うより慣れろでやっていくしかない」という点。薬剤師は知識やスキルが十分にないとやるべきではないと考える傾向にあるようですが、坂本氏は、「まずは在宅に出てみる」「まずは麻薬の処方箋を受けてみる」「経験しながら勉強していくべき」と訴えます。

 今号のReportのテーマは「様変わりする肝炎治療」。今年9月にダクラタスビル塩酸塩とアスナプレビルという2つの抗ウイルス薬が薬価収載され、発売されました。この2剤の併用により、注射薬のインターフェロン(IFN)を使わない「IFNフリー」の治療が可能になりました。さらに、これに続いて、現在、複数の経口抗ウイルス薬の開発が国内で進められています。これらの新薬の登場によって、C型肝炎の治療はどのように変わっていくのか。薬剤師の服薬指導では何が重要になっていくのか。変わりゆく肝炎治療について、C型肝炎、B型肝炎それぞれについてまとめました。

 今号のCase Studyで取り上げたのは株式会社フォーリーフの、のぞみ薬局(広島県安佐北区)。外来の処方箋調剤を中心にしながら、在宅にも力を入れる同薬局では、近隣に医療法人が開設する高齢者住宅の入居者に対する訪問薬剤管理指導を実施しています。この高齢者住宅は、終末期の患者の利用を中心としているため、処方変更が頻繁に必要となることから、のぞみ薬局の薬剤師は毎日のように高齢者施設を訪問して薬剤管理を実施。薬剤師の薬学的判断に基づいて、あるいは患者の状況を看護師やヘルパーと相談しながら処方変更の提案書を作成して、医師が往診する前に確認できるよう提出しています。これにより、処方提案書作成の業務は増えるものの、疑義照会した後に対応するよりは、効率よく訪問薬剤管理指導の業務ができるということです。

 今号のPremium版には、毎号掲載の「副作用症状のメカニズム」や「薬理のコトバ」のほか、隔号掲載の人気コラムである「薬歴添削教室」「適応外処方のエビデンス」「患者指導ワンポイントレッスン」を掲載しました。3カ月に一度掲載の「薬の相互作用としくみ」では、副交感神経系用薬が関与する薬力学的相互作用についてを取り上げました。

 この他、毎号おなじみの「Inside Outside」「TOPICS」「薬局なんでも相談室」「OTCトレンドウォッチ」などの連載コラムも皆様のお役に立ちます。今月も日経DIデジタルをどうぞご活用ください。

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