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2008/6/17

医師に聞くべき質問 応用編 卵巣がんの遺伝について

 
 卵巣がん監修:京都大学婦人科学産科学講座教授 小西 郁生  
 
◆こんな質問をしてみましょう
 卵巣がんは遺伝しますか。私の姉妹や娘も卵巣がんの検査やカウンセリングを受けたほうがよいのでしょうか。

 母親や姉妹がすでに卵巣がんになった方では、そうでない方と比べて、これから卵巣がんを発症するリスクが約3倍高くなるというデータがあります。その原因となる遺伝子として、BRCA1やBRCA2という遺伝子が知られていて、この遺伝子の異常が家族に遺伝し、成人に達してから卵巣がんや乳がんを発症すると考えられています。このような遺伝性の卵巣がんは、欧米では卵巣がん全体の約10%と比較的多く認められるため、そういった方へのカウンセリング、遺伝子診断、卵巣がん検診、予防的卵巣摘出術などがさかんに行われています。

 一方、日本では、遺伝性の卵巣がんは欧米に比べてはるかに少ないため、そのようなシステムは存在しません。しかしながら、どうしても心配でカウンセリングや遺伝子検査を受けたいと思われる方は、いでんネット(臨床遺伝医学情報網)に一般向けの遺伝相談施設(カウンセラー)情報が掲載されていますので、ここから遺伝相談が受けられる医療機関を検索し専門家に相談されることをお奨めいたします。

(まとめ:福島 安紀)

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