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2008/4/15

医師に聞くべき質問 私に腹腔鏡手術は適している?

 
 前立腺がん監修:京都大学医学部泌尿器科学教室教授 小川 修  
 
◆こんな質問をしてみましょう
 前立腺がんの手術法として腹腔鏡手術もあると聞きました。腹腔鏡手術の長所と短所を教えてください。また、私の場合、腹腔鏡手術を受けるメリットはありますか?

 前立腺がんの腹腔鏡手術の長所は、主に、1)術後の回復が早い、2)出血量が少ない、3)トイレにいけるようになる時期が早い(カテーテルが早く抜ける)。逆に、欠点は、癒着がある場合や手術中にひどい出血が起きたときに判断を誤るとトラブルにつながりかねないことで、手術の難易度が高いために腹腔鏡手術に優れた泌尿器科医が行う必要があります。

 腹腔鏡手術に慣れた病院は限られますので、この手術を受ける場合には、日本泌尿器科学会と日本Endourology・ESWL学会認定の「腹腔鏡認定医」のいる病院を探して、受けたほうがよいでしょう。

 腹腔鏡手術の適応は、ほぼ開腹による前立腺がん手術の適応と同じですが、難易度が高い手術であるために、手術を行う医師の経験に照らし合わせて決定されます。特にPSA値10ng/mL以下でグリーソンスコアが7以下で良好な治療成績が得られるとされています。あなたに腹腔鏡手術が適しているかどうか、担当の先生に相談してみてください。

(まとめ:福島 安紀)

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