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親ががんにかかったら

2011/6/7

【発覚&手術編】第10回

さぁ、退院!自宅療養の準備も万全に

はにわきみこ

公的介護保険が使えるケース

 父のがん療養に公的な「介護保険」を適用してもらえるのではないか?と考えたのは、リフォームの見積もりを頼んでいるときでした。父が、知り合いから「家の改装工事に介護保険が使えるらしい」と聞いてきたのです。

 そこで、がん治療で体力が落ちた父が利用できる公的介護保険サービスがあるのかを調べ始めました。公的介護保険については、居住地の市区町村の窓口に問い合わせます。

 両親が住んでいる市の窓口に行ってみたところ、担当の方が丁寧に質問に答えてくれました。父の知り合いが言っていた「家の改装工事に介護保険が使える」というのは「高齢者住居改造費助成」という制度でした。これは、いわゆるバリアフリー工事で、上限20万円の工事を自己負担1割で行える、というものです。

 また電動ベッドは、介護保険の「福祉用具貸与」のサービスの対象で、レンタルベッドが自己負担1割で借りられることが分かりました。

 公的介護保険のサービスを利用するためには、申請して訪問調査を受けることになります。訪問調査を受けるタイミングは、手術の後がよいと思います。手術を受けたことで、体にどんな変化があったのか、何が不自由なのかを説明できるからです。ただし認定まで約1カ月かかりますので、手術後、できるだけ早く訪問調査を受けた方がよいでしょう。調査員の方に病院に来てもらうことも可能です。

 結果的に、わが家の床工事は、老朽化対策であってバリアフリー工事とは意味が違うと判定され、そのため「高齢者住居改造費助成」は適用になりませんでした。また、レンタルベッドに関しても、父の介護状態ではサービスの対象にならないと判定されました。

 しかし窓口の担当者から、1カ月2100円と安価でベッドをレンタルできる業者を紹介してもらい、手配することができました。

 公的介護保険に該当しない場合や、申請しても認定まで待てない、という可能性もありますが、窓口に足を運べば、何かしら得るものがあると思います。

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