このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

新着一覧へ

親ががんにかかったら

2011/4/12

【発覚&手術編】第3回

病院選択〜治療方針を考えながら選ぶ

はにわきみこ

 わが家の場合は、母の乳がんも祖母の大腸がんも、患部の切除術を受け、現在は元気に暮らしています。そのため母は「手術賛成派」でした。ホームドクターの意見も、現在の標準治療も、外科手術が第1選択とのこと。でも、私は、書籍で解説されていた、食道がん治療後の5年生存率を見て不安に駆られていました。5年生存率は高くなく、結局は痛い思いをさせただけ、ということになるのではと…。

 今は、患者が治療法を選ぶことができる時代です。ところが、父母の世代は「お医者様の言うことは絶対」と妄信しています。「患者はまな板の上の鯉。お医者様の言うとおりにしていればいい」とばかりに、覚悟だけ決めて自分で考えることに至らないように見えるのです。普段から父と会話が少なかった私にとって、「お父さんは何を考えているのだろう」というのが1番の気掛かりでした。

 患者本人はどんな治療法を希望しているのか、よく分からないときには、本人が腹を割って話せる相手を連れてきて、本音を聞き出してもらうというのも1つの方法だと思います。

病院ごとの特徴を正しく把握
 「切る治療」を選ぶのか、「切らない治療」を選ぶのかは、病院選びの大きなポイントになります。

 切らない治療には、抗がん剤による化学療法、放射線治療などがあります。あるいは漢方薬、鍼灸治療などの東洋医学的な選択肢もあるでしょう。公的医療保険が適用となる治療法かどうかも重要な点です。治療が長引いた場合、治療費が大きな負担となる可能性があるからです。標準治療(現段階で最も効果があるとされる、科学的根拠に基づいた治療)であれば、公的医療保険が適用となるので、治療費の心配は少なくなります。

 いずれにしても、どの病院でも同じ種類、同じレベルの治療が受けられるわけではありません。希望する治療法を行っている病院、医師を選ぶ必要があるのです。

 特に外科手術の場合は、手術件数が多い病院、手術経験の豊富な医師の方が、高い技術を有する可能性が高いといわれています。手術件数などについても調査をしましょう。

この記事を友達に伝える印刷用ページ