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親ががんにかかったら

2011/4/5

【発覚&手術編】第2回

子世代の強み生かして情報収集

はにわきみこ

 私はインターネット通販で探しましたが、本当は書店で本を手に取って見た方が、自分にとっての必要度がはっきり分かります。実際、後になって買えば良かったと思ったのが『ビジュアル版 がんの教科書』(中川恵一著、三省堂)。父は、検査の結果、胃がんも併発していることが分かりました。そのときになって「胃がんの解説書は読んでいなかった!」と青くなったのです。がんが同時に複数の臓器で見付かった場合や、再発・転移したらどうするか、といった総合的な知識を得るためにも、がんの全体像が分かる解説書は役立ちます。

 さらに、食道がん体験者のインタビューが載っていた『がん患者学(1)長期生存患者たちに学ぶ』(柳原和子著、中央公論新社)を自分用に購入しました。

 このほか今すぐ取り掛かれる対策はないのかと焦る気持ちに有効なのが、食事法や養生法を解説した書籍でした。食事法の書籍は、レシピなどを見てから決めるとよいでしょう。

 たくさんの書籍がありますが、自分が手に取って「読みやすい、分かりやすい」と感じたものがよいと思います。

インターネットで情報収集
 続いて、調査の範囲はインターネットへと広がります。

 私達の世代にとって、インターネットはもはや日常的なもの。親の世代が苦手とするこの分野をカバーするのが、私達の役どころではないでしょうか。

 まず、書籍を送らなかった妹には、国立がん研究センターのウェブサイトから、がんの解説部分をピックアップしてメールで知らせました。このほか、体験者がつづる闘病記にも役立つものが見付かります。病院名や担当医の名前、使っている薬の名前が分かるのがメリットです。

 病気の種類によっては「患者会」も心強い存在です。患者本人が希望したときのために、患者会の窓口情報も控えておきましょう。実際、同じ病気を体験して、元気でいる先輩に会えると、とても元気がもらえるものです。私自身、「子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ」にはお世話になりました。同じ病気を持った女性同士のおしゃべりに、あんなに励まされるとは!百聞は一見にしかずでした。生の声が聞ける情報交換の場としても非常に有効です。

 とはいえ、中には「特定の食品や医薬品を宣伝するために設けられているもの」が存在します。情報をうのみにしない注意も必要とされます。

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