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2010/3/23

治療後―生活の変化

『僕の姉さんのDanaは6時間離れたがん治療センターに行かなければならなかった。僕は2回しか面会に行けなかった。電話で話をしたりしたけれど、会うのとは全然違うよ。僕や妹たちは写真や手紙に姉さんへの気持ちを込めて送ったりした。今は、ママもDanaも家に帰ってきて、僕たちは喜んでいる』--Kyle,13歳

 きょうだいが最後の治療を終えたとき、あなたがたはあらゆる感情を抱いていることでしょう。治療が終わったという喜びをはじめ、親がきょうだいの治療にかかりっきりになっていた間に得た自由や新たな責任といったものを失ってしまうような気持ちもあるかもしれません。

 戻ってきたきょうだいはまだ病人のように見え、あなたが期待していたほど元気に見えないかも知れません。あなたのきょうだいのがんが再発することを心配しているかもしれません。あなたは、今の生活の中にもっと大きな意義を見出そうとしているかもしれません。いろいろな気持ちを持つことは自然なことなのです。

 きょうだいががんになる前の生活のように、すべてが元通りになるわけではないでしょう。“以前のような生活”に戻るまでには時間がかかりますし、もしかしたら完全に戻ることはないかも知れません。

 治療後の生活について、次のようなことを他のティーンたちは言っています。このなかに、あなたと同じようなティーンはいますか?

Neilは“新しい普通の生活”についてこんなことを言っています:

『Alexが治療でいなかったとき、僕は弟たちの面倒をみていた。僕の継父は仕事があるので僕を当てにしていたし、ママはAlexとずっと病院にいた。Alexが家に帰ってきて、僕はただの子どもに戻っちゃった。Alexはみんなの注目の的さ。いつも僕を尊敬していた僕の弟たちですら……。僕の継父は、今の状況にじき慣れるだろうって言っているけど、今すぐにはそうは思えない』--Neil,16歳

Rossは人生に感謝するようになりました:

『最新のものを持つことがすべてだった。友だちが新しいスケートボードやジャケットを手に入れたら、ぼくも同じものを手に入れなきゃ気がすまなかったんだ。でも、Jackieが病気になってからは、新しい物も古い物も関係ないと思うようになった。それより今は、人生にはもっと大切なものがあることが分かったんだ。たとえば僕の妹、家族……。誰か大切な人が大きな病気になったら、本当に大切なものが何か分かるはずだよ』--Ross,15歳

Tanyaは妹が家に帰ってきたことを喜んでいます:

『私の妹のAmyが病気になる前は、私たちいつも喧嘩ばかりしていたの。妹が私のセーターを着たりしたら、飛びかかって取り戻したわ。私の周りをうろつくのもイライラした――特に私の友だちが来てるときなんかは。そして、彼女が私に干渉するようなことがあったら、もう戦争よ。でも、Amyががんになって、そんなことなんか吹っ飛んだわ。「ほら、Amy。私のセーターあなたにあげる」みたいな感じなの。彼女にこんなことが起きなければ、彼女がいないとどれだけ寂しいか分からなかったと思うわ』--Tanya,15歳

治療後の生活はあなたの家族にとってどのように感じられますか?書き出してみましょう:

(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals,and no such endorsement should be inferred."

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