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2010/2/9

幹細胞移植のドナーになる―移植のとき何をするのですか?

『弟のChrisと適合したとお医者さんが言ったわ。ママは私がドナーになりたくなければ、無理になる必要がないから、あとは私が決めなさいって言ったの。すこし怖かったけど、私はドナーになるって決めたわ。Chrisのお医者さんは私たちに、どういうふうに移植するか説明してくれた。私はドナーになって弟を助けたいの』--Amber,15歳

『Jadaのドナーになったけど、思ったほど痛くはなかった。いつのまにか、僕はまたソフトボールをしていたよ。ドナーになりたいと思う子がいたら、絶対たくさん質問した方がいいよ。僕もそうしていれば、もっと心構えができただろうと思う。僕は本当に、どんなことをされるのか知らなかったのだから』--Anthony,16歳

●移植のとき何をするのですか?

 骨髄移植(BMT)の場合、医師があなたの骨髄から幹細胞を採取します。幹細胞を採取する前に麻酔をするので、あなたは寝てしまいます。医師は骨髄を採取するために腸骨に針を刺します。あなたは眠っていますから、針を刺しても痛くはありません。針を刺された場所は、2日ほど少し固くなったり痛むかもしれません。

 末梢血幹細胞移植(PBSCT)の場合、医師があなたの血液から幹細胞を採取します。ふつうは腕の静脈から血液を採り、その血液を機械に通して幹細胞を取り出します。そして残りの血液はあなたの身体に戻されます。取り出された幹細胞は貯蔵され、後であなたのきょうだいに輸血されます。

●移植がうまくいかなかった場合は?

『僕は兄のDavidに適合していた。最悪だったのは、兄さんは移植で効果がみられなかったことなんだ。僕は兄さんをがっかりさせたと思った。でも、Davidは気にするなって言った。Davidは、僕がドナーになってくれただけでもどんなに感謝しているか分からないと話してくれた』--Jason,15歳

 移植すれば必ず病気が良くなるという保証はありませんが、きょうだいを助けようとしたことは重大なことです。ドナーになることで、あなたは治療に参加しているという気持ちをもっと強く持つことができるでしょう。しかし、移植がうまくいかなくて困難な状況となることもあります。そのような場合でも、あなたのせいではありません。あなたは自分ができることをちゃんとしたのです。誰もあなたを責めることはできません。

ほかに質問があるときは?

何か質問があれば、両親や、医師、看護師、ソーシャルワーカーに尋ねることで答を得ることができるでしょう。全米骨髄バンク(National Marrow Donor Program)からも情報を得ることができます。全米骨髄バンクには、ボランティアと移植センターのリストがあります。1-800-MARROW-2(1-800-627-7692)に電話するかWEBサイト(http://www.marrow.org)を参照してください。

(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals,and no such endorsement should be inferred."

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