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2010/1/19

自分のきょうだいががんであると知ったとき―自分の感情とうまく付き合う

『私は姉さんがかわいそうだと思う。いつも具合悪そうだし。私は姉さんを尊敬していたのに、今では姉さんのほうが私を頼りにしているし、すべてが変わっちゃった。私もはやく大人にならなきゃ』--Riley,12歳

 『正しい』感情なんてありません。そして、あなたは決して一人ではありません。同じような状況で、同じことを感じているティーンはたくさんいます。
 きょうだいががんになってからものの見方が変わったという人もいますし、今までの自分よりずっと強くなれたという人もいます。

●自分の感情とうまく付き合う

 自分の感情を表に出したがらない人はたくさんいます。そのような人たちは自分の感情を見て見ぬふりをして、早く消え去って欲しいと願います。なかには、本当は落ち込んでいても陽気に振舞う人たちもいます。明るく振る舞えば悲しみも薄れ、腹を立てることもなくなると考えてしまうのです。その時は多少気が晴れるかも知れませんが、長く続くものではありません。実際問題として、自分の気持ちを押し込めてしまうと、あなたに必要な手助けを受ける機会を失ってしまうことになります

試してみよう:

・家族や親しい友だちと話してみましょう。これは、あなたが是非すべきことです。

・あなたの気持ちを日記につけてみましょう

・同じような状況の子どもたちが集まるようなサポートグループに参加したり、カウンセラーと話をしたりしましょう。これらについては「サポートを見つける」の章で説明します。

 今は想像できないかも知れませんが、あなたはこの経験を通して、人としてもっと強くなれるのです。

『パパは一日中妹の病院にいたあと家に帰ると、とても機嫌が悪いんだ。それである日、パパはなんでいつも僕に腹を立ててるのかって聞いてみた。そうしたら、パパはしばらく黙ったあと、妹の病気のことで心配事が多すぎて、ささいなことでも腹が立ってしまう……だけど僕や姉さんに対してイライラするのは不公平だなってパパは言ったんだ。パパもつらい中耐えていることが分かって、僕はパパを今までよりずっと身近に感じるようになったし、寂しくなったりパパに腹を立てたりしなくなった』--Kevin,15歳

『いつもたったひとりで皿洗いをするのはつらいな。兄さんが病気になる前は、皿を洗うのは兄さんでそれを拭くのが僕の仕事だった。いつも二人でやっていたから』--Justin,17歳

『ママがジェイをお医者さんのところへ連れて行く間、私は妹たちの世話をしなければならないから、放課後のチームの練習に行けなくなったわ』--Becky,16歳

『僕は弟ががんになったと知ってとても怖くなった。映画ではいつもがんはおそろしい病気だから。でも、よく考えたら、僕はがんのことをたいして知らないってことに気がついたんだ。それからたくさん本を読んで勉強してみたら、がんになった子どものほとんどが治っていることが分かったんだ』--Rashid,14歳

(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals,and no such endorsement should be inferred."

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