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2010/1/12

自分のきょうだいががんであると知ったとき―事実に目を向ける

『嘘みたいだと思ったわ。だって、重い病気なんてお年寄りがなるもので、小さな子どもがなるなんて思っていなかったもの。がんになった私の弟Jasonは、たった10歳なのよ。先週聞いたのだけど、いまだに信じられないわ。これはきっと夢、悪い夢なんだと思って毎朝目をさましているの』-- Lisa,15歳

 あなたは、きょうだいががんであると知らされました。麻痺した感じや恐れ、孤独、怒りといったさまざまな感情がうずまいていると思います。平静な気持でいられないことは確かでしょう。

まず、こんな事実に目を向けてみましょう:

がんを経験した子どもはたくさんいます。あなたのきょうだいの病気もよくなることが期待できます。今日では、10人のうち8人の小児がん患者ががんを克服していますし、そのほとんどが普通の生活を続けています。がんを発見したり、治療したりする方法は、科学者たちの研究によって日々進歩しているのです。

あなたは孤独ではありません。今は、世界の中でこんな気持ちになっているのは自分だけだと思っているかもしれません。確かに、あなたとまったく同じ気持ちを持つ人などいないでしょう。しかし、他にもきょうだいががんになった子どもたちがいることが分かれば気持ちが楽になることでしょう。あなたと同じような気持ちの人たちと話すことで気持ちが整理できるはずです。あなたは決して一人ではないことを忘れないでください。

あなたの責任ではありません。がんはさまざまな原因で発生し、医師でも分からないことがたくさんあります。しかし、あなたの行動や考えたことや言ったことが、きょうだいのがんの原因となることはありません。

きょうだいを守ることはできなくても、安らぎを与えることはできます。あなたがきょうだいの支えになることもありますし、逆にあなたにとってきょうだいが支えとなることもあります。お互いつらいことを話し合って、一緒に泣くこともいいでしょう。

知識は力です。がんやがん治療についてもっと知りましょう。がんに対して現実以上に悪いイメージを抱いている人も多いのです。

(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals,and no such endorsement should be inferred."

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