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2009/12/15

あなたが親を支える方法

 『ちょっとしたことだけどママにしてあげて、本当によかったと思うことがいくつもあるわ。私に何もできることがないときは、ただママのそばにいたの。私たちには話をすることはそれほど重要でないの。だって、言葉はなくても、たぶん、私がママを愛しているって伝わっているから。』--親のがんを経験したVenessa,16歳

 以下に家庭で親にできる手助けの例を示します。毎週、一つ二つやってみてください。

・親と一緒に過ごす

一緒に映画を観たり、新聞を読んであげましょう。宿題の手伝いを頼んでもいいでしょう。抱きしめて“大好き”と伝えましょう。黙って一緒に過ごすだけでもよいでしょう。

・手を貸す

水を持ってきたり、おやつや軽食を作ってあげましょう。

●思いやりをもつ

明るく、ただし、いつも自分に正直に。

あなたが明るいことは、あなただけでなくあなたの家族にとってもいいことです。でも、いつも陽気に振る舞う必要はありません。特に、気分が乗らないときなどは素直に自分の気持ちを伝えて、家族から安らぎをもらいましょう。自然に振る舞えばいいのです。

忍耐強く。

あなたは大きなストレスにさらされています。冷静さを失ったと感じたら、音楽を聴いたり、バスケットボールや、ジョギングなどをしてみましょう。

みんなで笑いましょう。

笑いは最高の薬だと聞いたことがあるでしょう。お笑い番組を親と一緒に観たり、冗談を言ったりしてみましょう。でも、あなたがすべての人を楽しませなければならない義務はないことを忘れないでください。そんなにたくさんのことはできないのですから。

親に新しいスカーフや帽子をプレゼントする。
治療中に髪の毛が抜けたとき、あなたが買った帽子やスカーフをつけることを楽しみにしてくれることでしょう。

●連帯感をもつ

意思疎通を図る。
お父さん、お母さんにその日あったことを話しましょう。あなたの生活でのさまざまなことを親に話すことで共有することができます。また反対に、親のその日の調子を尋ねてみましょう。

家族の昔の話をする。
親の昔話を聞かせてもらいましょう。あなたや親が一番誇りに思っていることや、一番大好きな思い出や、家族が乗り越えた苦労話などを話し合ってみましょう。テープに吹き込んでもいいですし、書き残したり、絵にかいたりしましょう。昔の手紙やアルバムを見せてもらうのもいいでしょう。

日記の交換。
ノートにあなたの考えていることや詩を書いたり、絵を描いたり、写真を貼ったりして親と交換し合いましょう。そうすることで、直接言葉で言えない気持ちが伝わることでしょう。

弟や妹の世話をする。
親が一休みできるように弟や妹と遊んであげましょう。一緒にゲームをしたり、本を読んだりしましょう。きょうだいがもっと仲よくなれるだけでなく、親も休む時間がとれます。

 『お父さんががんになる前は、僕は普段の生活を見つめるなんてことはしなかった。でも、今はたくさんのものが見えるようになった。お父さんのがんのように、この世界は悪い事も起こるけど、とても素晴らしい場所でもある。僕たち家族には重圧がかかっているけれど、それでも日々を感謝することを僕は学んだ。』--親のがんを経験したKenyatta,18歳

(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

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