このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

2009/12/15

サポートを見つける

 ひとりで心配しないで、両親やカウンセラー、サポートグループの人たちに相談しましょう。話をするのはそんなに簡単ではないでしょう。多くの人は、初めての人には話しかけにくいものです。この年代の子たちは親とうまくいっていないこともよくあります。個人的なことを話すのが恥ずかしいと思う人もいますし、単に今までのことを全部話す時間がないと感じている人もいます。でも、あなたと親はお互いに心から支えあえるのです。

●親と話し合うときのヒント

話しかける前に
ステップ 1:何を話したいか考えて、自分なりの解決案をいくつか用意しておきましょう。
ステップ 2:親の反応を考えておきましょう。あなたはそれにどう答えるつもりですか?
時と場所を選ぶ
ステップ 1:お父さんやお母さんに少し話をする時間があるか尋ねましょう。
ステップ 2:あなたの部屋や玄関先など、自分たちだけになれる場所を選びましょう。たとえば散歩の途中や、バスケットボールのシュート練習をしながらでもよいでしょう。
ゆっくり構えましょう
ステップ 1:すべてを一度に解決しようと思わないでください。簡単に解決できない複雑な問題もあります。
ステップ 2:一緒に解決策を考えましょう。ちょっとした会話で解決することもあります。
常に話をしましょう
ステップ 1:家族ミーティングのときだけで話し合おうとしないで、普段から会話するようにしましょう。
ステップ 2:ほんの数分間でも、毎日話す時間を少し作るようにしましょう。

●カウンセラーに相談する

  『祖母は私が学校が好きになるように育ててくれました。でも、祖母ががんになって、いろいろなことが気になるし、学校から帰っても祖母の世話をたくさんしなければいけなくなり、やがて私の成績は落ち始めました。そこで私は学校のカウンセラーに事情を話しました。すると他の人にも参考になったことをいくつか教えてくれました。今ではくじけそうになったらカウンセラーに相談して、ストレスをなくします。何よりいいのは、カウンセラーは私たちの話を秘密にしてくれることです。』--ニック,15歳

時には・・・友達に話すことでは十分解決しないことがあります。困難なときはカウンセラーやソーシャルワーカーに相談しましょう。以下の会話を見てください。

「パパには通じないのよ。私がママの病気のことでどんなに悲しく、落ち込んでいるか、ちっとも理解してくれないもの」
「私たちは大親友よ。この話をし始めてから何カ月もたつわ。あなたはずっと悲しんでいるし、家のドアを思い切りたたいたりするこの状況は普通ではないわ」
「分かってるわRenne、こんなじゃいけないって」
「ねえ、あなたがおかしいと思ってるわけではないのよ。でも、カウンセラーに相談することは考えたことある?」
「いいえ・・・」
「いい考えかもしれないわ。とりあえず明日学校に行って、生活指導の先生か牧師さんに話してみましょう。約束して。なにか手を打たなければ。あなたの憤りや悲しみは、このままではいけないわ」
「分かったわ。約束する」

Jenaは親友のRenneの話を聞いて学校のカウンセラーに相談することにしました。病院のソーシャルワーカーに相談する子供たちもいます。カウンセラーのところに行くというのは、あなたの精神状態がおかしいということではありません。あなたには、とてもつらいときを乗り越えるために支えを必要としていることを認める勇気があるということなのです。

・なぜカウンセラーに相談するの?

家族以外の公平な立場の人と話すことはいいことだと、ティーンたちは言います。カウンセラーはあなたの悩みにうまく対応して、あなたの今の状況を解決する方法を提案し、元気を取り戻せるように助けてくれます。

●カウンセラーを見つける

・お父さんやお母さん、その他あなたが信頼できる人に相談して、あなたがカウンセラーと話したいと思っていることを伝えましょう。カウンセラーに予約を取り、連れて行ってもらいましょう。カウンセラーによっては友達も一緒でいい場合もあります。

・病院で看護師やソーシャルワーカーにあなたが相談できる人がいないか尋ねましょう。
(※監修者注:日本の学校では、スクールカウンセラーや養護教諭の先生が、相談に乗ってくれるでしょう。)

・学校の生徒指導員に相談してみましょう。

ヒント:助けてもらうことを恥ずかしがってはいけません。

 あなたは“自分のことは自分でできる”と思っていませんか?でも、ティーンであろうが大人であろうが、つらいときには他の人たちの支えが必要です。

●サポートグループに参加する

 その他の手段としてサポートグループに参加するのもよいでしょう。サポートグループの中には、直接みんなが集まるものもありますし、インターネット上で集まるものもあります。みんなで外に出かけて楽しく過ごすグループもあります。そんなグループには、あなたと同じような状況にあるティーンもいます。はじめは気が乗らないかもしれませんが、実際にサポートグループに行ってみるまでは、みなそうだったといいます。参加した子供たちはお互い同じようなことを感じていることに驚き、すぐに役立つようなアドバイスももえられるでしょう。医師や看護師、ソーシャルワーカーがサポートグループを探すのを手伝ってくれる場合もあります。

(監修:東京大学大学院家族看護学分野 上別府 圭子)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

この記事を友達に伝える印刷用ページ