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2009/11/17

自分自身のケア−身体のケア

 忙しすぎたり、大切な人を気遣うあまり、自分自身の健康状態にまで気が回らないかもしれませんが、自分の健康に注意することはとても大切です。自分の身体のケアをすることで、人を助ける強さが生まれるのです。

 新たなストレスが加わったり、日々必要な仕事が増えたりすると、介護者には今まで以上に健康面での問題がでてくることがあります。また、以下のような問題を一つ以上抱えていることもあります。

・疲れ、疲労感。

・睡眠障害。

・免疫力の低下(病気への抵抗力がなくなる)。

・傷が治りにくい。

・血圧が上がる。

・食欲や体重の変化。

・頭痛。

・不安や抑うつ、その他気分の変化。

●自分自身のケアをする

 以下に挙げた自分自身のケアは簡単なことのようですが、ほとんどの介護者にとって、実践するのは容易ではありません。自分の心と身体の両方において常に健康に注意を払わなければなりません。たとえ、他の人の要求を第一に考えている場合でも、以下に示したことは大切です。

・自分自身の検査や、検診、その他必要な診療をきちんと受けましょう。

・自分に処方された薬の服用を忘れないでください。外出を減らせるように、余分に処方してもらえないか医師に頼んでみましょう。宅配してくれる薬局があるか確認してみましょう。

・健康的な食事を摂りましょう。きちんとした食事は体力の源です。患者が入院中だったり、医師の診察に長時間かかるならば、家から軽食を持っていきましょう。例えば、サンドイッチ、サラダ、調理済み食品、肉の缶詰などは、簡単に弁当箱に入れられます。

・十分に身体を休めてください。眠りに入るには、静かな音楽や、深呼吸などはいいかもしれません。十分な睡眠をとっていないときは、短い仮眠をとれば元気になるでしょう。不眠が続くならば医師の診察をうけてください。

・運動をしましょう。ウオーキング、水泳、ランニング、自転車などは、数少ない身体を動かす方法です。庭仕事や、掃除、草刈り、階段上りなどの運動でも、身体の健康を保つことができます。毎日少なくとも15〜30分は身体を動かすようにすれば、気分もよくなり、ストレスを減らすことができます。

・リラックスできる時間を作りましょう。ストレッチ、読書、テレビ観賞、電話でのおしゃべりなどがいいかもしれません。緊張をほぐしてくれるものがあれば、きちんとそのための時間をとりましょう。

●自分自身のケア*
誤解: 「闘病中の病人から離れなければ、自分自身のケアはできない。」
事実: 大切な人が同じ部屋にいようがいまいが、自分のケアはちゃんとできます。
誤解: 「自分のケアをするとたくさんの時間をとられ、他にすべきことができなくなる。」
事実: 本の中の、気持ちが明るくなるような一節を読むといったことなら、ほんの数分しかかかりません。ほかにも、介護の合間に少しずつできることがあるものです。
誤解:「『自分自身のケア』のやり方が分からない。」
事実: 幸せを感じたり、気分が軽くなったり、もっとリラックスできたり、気力が沸いてくると感じるようなとき、それは、自分へのケアをしているということになります。そういった気分にさせてくれるものを挙げてみてください。

* The Hospice of the Florida Suncoast. “Caring for Yourself While Caring for Others(他の人のケアをしている間のあなた自身のケア)” 許可のもと翻案。

(監修:聖隷三方原病院緩和支持治療科 森田 達也)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

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