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2009/9/15

進行がんを生きる患者を支える−共に意思決定をしましょう

 『情報がたくさんあると、混乱して、今後どうなるのか考えられなくなる気がするという人もいるでしょう。でも、大切な情報を知らずに本当に賢明な判断はできないと思います。実際、私たちは選択肢の一つひとつを理解しているわけではありませんでしたから、いろいろなことを尋ねました。』--介護経験者のBeth

 介護を始めたばかりの人も、長い間続けている人も、おそらく今後、治療方針などの意思決定に大きく関わることになることでしょう。そういった決定には以下のようなものがあります。・治療目標。・ホスピスケアを利用する時期。・経済的な決定事項。・家族の助けを借りる方法。 進行したがんの場合、治療の目標はそれぞれ違います。もっと積極的な抗がん剤治療を続けたいという人もいれば、代替療法を選択する人、また特にがんに対する治療はせず自然の経過に任せる人もいます。がんを治療するために可能な限りのことは本当にすべて行ったのかどうか、やはり新たな治療を試してみるべきではないかなどについて悩むかもしれません。できる限りのことをしたいと思うのは無理もないことですが、このような視点が果して大切な人にとって好ましいことなのか否か十分に考慮すべきです。

 『誰もが気になるのは、治療の影響や副作用のほうが病気そのものよりもつらいのかということだと思います。私達は、治療後の生活の質(QOL)を考えると納得がいきませんでした。6カ月の余命があるとして、2カ月間も治療に耐える価値があるのかどうか、疑問に思い始めました。』--介護経験者のDan

確認すること:・他の治療を試みることにより、期待できる最良の結果はどのようなものか?・その抗がん剤治療の目的は、がんによる症状を和らげることにあるのか、がんの進行を遅らせることにあるのか、もしくは、その両方なのか?・今の治療を受けている途中に、新しい治療法が見つかる可能性はあるのか?・どのような副作用が起こる可能性があるのか、この治療のマイナス面は何か、それはどのくらいの頻度で起こりうるのか?・リスク以上の見返りが期待できるのか? こういったことを確認できれば、患者は更に治療を続けるか、あるいは新たに始めるか決めやすくなるでしょう。患者とともに確認し、考えることが一番です。そうすることで、あなたと大切な人の、そして身近な人たちの望むことが分かるでしょう。 今後どのようなことが予想されるのか、医師や看護師に聞いておくことが大切です。また、その際には、あなたと患者がどの程度までの情報を知りたいのかをはっきりさせておきましょう。

(監修:聖隷三方原病院緩和支持治療科 森田 達也)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

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