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2009/9/8

今後の暮らしと計画−仕事の問題に対処する

 この時期における介護者の疲労の、最大の原因の一つとして、仕事と介護を両立させなければならないことが挙げられます。介護者の中には、職場に戻ってほっとする人もいますが、人によっては、いつもの調子に戻ったような気になれずに、仕事をつらく感じます。あなたは介護という激務を行ってきたことで疲れきっていて、仕事に集中することが困難に感じるかもしれません。また、治療が終わった後もがんになった人の世話を続ける場合は、フルタイムの仕事に戻りたいと思えないかもしれません。職場の人たちは、治療が終わったのだから、普通の職務に戻れるものだと思っているかもしれません。介護によって仕事に次のような影響がでることもあります。

・あなたの気分の変動が大きいために、同僚が一緒に働くことに困惑したり神経質になる。

・仕事に集中したり、やり遂げることが困難になる。

・ストレスがもとで体調を崩し、遅刻したり欠勤するようになる。

 会社の規則や方針を調べ、従業員の家族が病気になった場合の支援制度(米国ではEAP:Employee Assistant Program)がないか確かめてください。多くの企業が従業員支援制度を導入しており、従業員は勤労担当窓口(または支援制度窓口)に相談できるようになっています。なかには高齢者介護制度や、それ以外にも従業員のための有用な福利厚生の制度を導入している企業もあります。また、介護のために、病欠用の有給休暇や無給休暇の取得が認められる場合もあります。

 もし適切な制度が無いならば、何か種々の対応ができないか願い出てみましょう。たとえば、フレックスタイム、シフトの交代、自分のスケジュール調整、必要であれば在宅勤務などが考えられます。 また、米国では、家族介護休業法(Family and Medical Leave Act)が適用される場合もあります。

※詳細はhttp://www.dol.gov/esa/whd/fmla(英語)を参照してください。

(監修:名古屋市立大学医学部 明智 龍男)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

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