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2009/9/1

家族との話し合い−がん患者であるパートナー(配偶者)との話し合い

 パートナーの治療終了後は、以下のことを心がけてください。

・あなたとパートナーが現在抱えている多くの問題は、時間の経過とともにお互いが新たな日常に慣れるにつれ改善されるでしょう。焦らずじっくり取り組んでください。

・パートナーが治療による身体的な変化を受け入れる上で困難を感じていたり、親として、パートナーとして、あるいは友人として自分は十分な役割が果たせていないと悩んでいるようであれば、特別な精神的支えが必要かもしれません。

・もしあなたにせよ、患者にせよ、どちらかが常に不安や悲しみを感じていたら、それは双方にとっての精神的な負担になるかもしれません。

・パートナーがあなたに対して腹を立てたり、いらいらしているようであっても、それはまだ回復の途中であるからかもしれないということを心に留めておきましょう。

・お互いに率直で、思いやりのあるコミュニケーションを大事にしているカップルは、がんを経験することでより絆が強まります。

・治療後、体調についてパートナーに尋ねてみましょう。その答えを聞くことは双方にとって有用なことです。

●愛情表現

 『ある意味、私たちは一心同体です。もともと私たちの絆は強かったと思います。でも今は、言葉ではうまく説明しづらいのですが、お互いを信頼して、頼りにしているという感じです。ともに死というものに向き合ってからは、以前のように些細なことで言い争うことはなくなりました。』--介護経験者のJim

 パートナーとのセックスが以前と変わってしまったと感じるかもしれません。それはあなたが疲れていたり、相手の体を気遣っていることが原因かもしれません。また、治療がパートナーのセックスへの関心や性的な能力に影響を及ぼすこともあります。こういった問題があったとしても、なおもパートナーと愛を確かめ合うことはできます。愛情表現は、肉体的な交わりだけはなく、心の交わりでもあります。ここに、パートナーとの親密な関係をよりよいものにするためのヒントをいくつか挙げます。

性生活について話し合ってみましょう。
 二人が話せる時間を選び、話すことだけに集中してみましょう。そして、どのようにしたら新たに親密な関係を築けるか話し合ってみましょう。

判断を下さないようにしましょう。
 パートナーがセックスを行えなくても、そのわけを探そうとしないでください。彼(彼女)が今何を望んでいるのか話してもらいましょう。または話せるようになった時に話してもらいましょう。

二人きりになる機会を設けましょう。
 二人で一緒に過ごす時間をつくりましょう。電話やテレビのスイッチを切り、もし必要なら、子供たちを何時間か誰かに預かってもらいましょう。

焦らずのんびり行きましょう。
 身体の接触を伴わずとも、1時間程度、一緒にいる時間をつくりましょう。たとえば、音楽を聴いたり、散歩をしたりするのもいいでしょう。こういった時間を持つことで、二人の心が再び通い合うようになります。

新しい感触を確かめてみましょう。
 がんの治療や手術で、パートナーの身体が以前と変わってしまう場合があります。以前なら触れられて気持ちよく感じた部分が、今では何も感じなかったり、痛かったりすることがあります。これらの変化は一過性の場合もありますし、そうでない場合もあります。二人で、どのように触れあえば気持ちがいいか確かめ合ってみましょう。性生活を取り戻すのが難しいと思う場合は、専門医に相談してみましょう。

(監修:名古屋市立大学医学部 明智 龍男)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

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