このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

2009/8/4

介護者とは誰でしょうか

 『父が治療を受けている間は、気分が落ち込んでしまって、自分らしさとか、自分が望んでいたことや必要だったものを全て失ったような感じでした。夫や子供たちと協力し、とりあえず生活ができるよう何とか耐えられる状況にすることで精一杯でした。』--介護経験者のDana

 このパンフレットは、大切な友人や家族ががんの治療を乗り越えることができるように手を差し伸べているあなたのためのものです。そういった援助をしているあなたは、「介護者」なのです。これまで患者の日常生活の介助や通院の付き添い、治療方針の決定の手助けをしてきた人もいれば、遠方にいながら援助したり、介護のために遠くから通っていた人もいるでしょう。

 大切な人が治療を受けている間、あなたはたくさんの役割を担っていたはずです。セカンドオピニオンを求めることや治療方針の決定を手伝うことから、見舞客の応対や大切な人を励まし続けることにいたるまで、さまざまなサポートに携わり、介護についての問題や心配事について医療チームに相談してきたことでしょう。

 治療が終了すると同時に、患者も介護者も新たな日常を迎えます。これまでは、大切な人が治療を乗り越えられることを目標に夢中でやってきたことと思います。自分のことを考えたり、さまざまな変化に対し気持ちの整理をする時間がなかったと感じているかもしれません。治療が終わるまではと自分に言い聞かせ、自分自身の気持ちやしたい事を抑えてきたのではありませんか?実際、ほとんどの介護者がそうだと答えます。

 治療の終了とともに、ほとんどの人ががんの経験を過去のこととして忘れようとするものの、多くの介護者は次に何をすべきなのか分かっていません。この時期、複雑な感情が入り混じることがあります。治療が終了したことを喜ぶ一方で、大切な人とともに乗り越えてきた体験が、あなたを悩ませ始めるかもしれません。

(監修:名古屋市立大学医学部 明智 龍男)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

この記事を友達に伝える印刷用ページ