このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

2009/7/7

感情−自分の感情を理解する

 大切な人の闘病という大変な状況にあるとき、ストレスを感じたり、つらい気持ちを経験することはよくあることです。闘病している大切な人と同じように、あなた自身も怒り、悲しみ、不安を感じることもあるでしょう。そんなときは、誰かあなたの支えになってくれる人に、その気持ちをうちあけてみましょう。感じていることを話すのは、とても助けになるものです。必要であればカウンセラーやソーシャルワーカーに相談してみるのもよいでしょう。

 大切な人を介護していると、いろいろな感情が生まれてくることでしょう。どう感じるのが正しい、というようなことはありませんし、感じ方は一人ひとり違います。

 自分の感情を理解する第一のステップは、その感情が誰でも経験する当たり前のものであることを知ることです。時間をとってそのことについて少し考えてみてください。よく経験する感情には次のようなものがあります。

 悲しみ--悲しみは誰でも経験する気持ちです。でも、悲しみの感情が2週間以上続き、つらい気持ちのために、日常生活で行うべきことができないようなときは、うつの状態かもしれません。

 怒り--あなたは、自分自身や家族に対して怒りを覚えるかもしれません。また時には、あなたが介護している人に対して怒りの気持ちを抱くかもしれません。あるいは、大切な人ががんになってしまったことに怒りを感じるかもしれません。また時として、怒りの気持ちは、恐れやパニック、ストレスからわき起こってくることもあります。もし怒りを感じたら、どうして怒りを経験しているのか、考えてみましょう。原因が分かるだけでも楽になります。

 悲嘆--あなたは、一番大切なものを失ってしまうことに対する嘆きを経験するかもしれません。それはあなたの大切な人の健康であったり、もしくは、がんが見つかる前には当たり前であったはずの毎日の生活を失うことだったりします。こういったことを悲しむ自分を許してあげてください。

 罪悪感--罪悪感の経験も、よくあることです。十分な介護ができていないのではないかという気持ちを持ったり、自分が健康であることに罪悪感を覚えることもあります。

 孤独感--周りにたくさんの人がいても、孤独を感じることがあります。誰もあなたの大変さを理解してくれないと思うことも、あるかもしれません。また、もしかしたら、実際に他の人と過ごす時間が少なくなっているかもしれません。

(監修:名古屋市立大学医学部 明智 龍男)


"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

この記事を友達に伝える印刷用ページ