2009/6/23
治療によって生活環境についての疑問が持ち上がることがあります。いろいろ決める前に以下のことを聞いておきましょう。
・患者は、どの程度の介護が、どれほどの期間必要になりますか?
・家をリフォームしたり、もっと小さい家などへ引っ越したほうがいいでしょうか?
・患者本人を家に一人にしておくことは危険でしょうか?
あなたは、患者本人がどう感じるかも考える必要があります。患者自身は、以下のようなことを怖れているかもしれません。
・自立できなくなる。
・あなたや他の人たちに哀れみをもって見られたり、彼らの重荷になる。
・医療介護施設や老人ホームに入所することになる。
こういったことはつらい問題ですが、医療ケアの専門家からのアドバイスを受けることによって、生活環境を変えることが容易になる場合もあります。ソーシャルワーカー、医師、看護師、在宅医療業者、高齢者を扱う団体などが相談にのってくれるかもしれません。
(監修:埼玉医科大学国際医療センター 大西 秀樹)
"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."