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2009/6/16

親族や友人とのコミュニケーション

 がんと診断される前からあった家族の問題は、どのようなものでも、今は更に深刻なものになる可能性があります。あなたが介護しているのが小さな子どもであっても、成人した子どもであっても、親であっても、そして配偶者であったとしても当てはまります。あなたが介護を始めることで、しばしば、思いもよらない形で家族の感情や役割の変化を引き起こしてしまうことでしょう。よく知らない親戚や、遠くに住んでいる親戚がちょくちょく現れたりして事態をさらに複雑にしてしまうこともあります。以下のような意見があります。

・成人しているあなたの子どもががんになったとき、『この子を守らなければ』という気持ちが沸き上がるでしょう。

 『私の娘ががんだなんて・・・本当につらい。娘に手を差し伸べられないなんて私には耐えられないけど、あの子たち夫婦は何も手伝わせてくれない。あの子たちは全部自分たちだけでやりたがるのだもの・・・。』

・あなたの助けを求めている親を客観的に受けとめにくい場合もあります。

 『母ががんになりました。私が幼い頃、病気のときに母がしてくれたみたいに、私は母の看病をしてあげたい。でも、母は自分のことは自分で全部してしまうのです。「私はいつまでも、あなたのお母さんなのよ」と言いながら・・・。』

 『私には自分の生活もあるし、小さな子どもの世話もあるし、仕事もある。お父さんの世話をどうしたらいいか検討がつかないの。』

・義理の親や友人の親が心配したり、手伝いを申し出てくれるとき、『もうたくさん』といった気分になることがあります。

 『私の家庭を管理するのは私だわ。お義母さんは手を貸したいだけなのは分かっているけど、今のようだと、あまりに私の生活に入り込みすぎなの。』


●コミュニケーションのトラブル

 コミュニケーションをうまくとるにはオープンであることと、思いやりが最も大切だという調査結果があります。介護者たちは、以下のような問題に遭遇することが頻繁にあります

・いつもと違うやり方でのコミュニケーションによる緊張状態。

・自分の感情の適切な表現法が分からない。

・何を話せばいいか分からない、全くコミュニケーションをとらない、誠実に話さない人たち。

(監修:埼玉医科大学国際医療センター 大西 秀樹)


"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

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