このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

2009/5/26

title_nci_entry01_25.jpg

 がん治療ではさまざまな副作用が起こり得ますが、患者家族が質問をためらうことが多いものの一つが、痛みに関するものです。しかし、痛みをうまく管理できれば治療に集中できますし、楽しく過ごすことができます。痛みに気をとられている場合では、ぼんやりとしていたり、不眠だったり、毎日の行動に集中できないというように、個性も変わってしまうのを感じるかもしれません。

 医療ケアチームは定期的に痛みの程度を尋ねるべきですが、どんな痛みについても率直に伝えるかどうかは、あなたと患者である本人次第です。痛みや不快感は我慢する必要はありません。がんの治療にはひどい痛みがつきものと思い込んでいる人もいますが、間違っています。痛みへの対処は治療の間ずっと行われます。痛みやその他の症状について医療ケアチームと定期的に相談することが大切です。

 文句を言っているように思われたり、痛みを訴えたらがんが進行していると思われたりするのではないかと心配して、痛みのことを医療ケアチームに伝えたがらない人も中にはいますし、痛みは受け入れるしかないものと思っている人もいます。しばしば人は、痛みがあることに慣れてしまい、痛み無しで生活できるということを忘れてしまうものです。

 こういうときこそ、患者本人にはっきりと口に出して言うようにうながすことが大切ですし、もしくは、あなたが代わって伝えるべきでしょう。痛みのことや、それによって日常生活がどれだけ妨げられているかを医師に正直に伝えましょう。処方された鎮痛剤がどの程度効果があるかについて、患者と時間を変えて話し合ってみましょう。鎮痛剤が効かなかったり、不快な副作用があれば処方を調整したり、種類を変えることができます。

 もし、患者が必要とするならば、より強い疼痛緩和や、鎮痛剤の用量を増やしたりすることを恐れる必要はありません。がん患者では、依存症の問題はまずありません。むしろ鎮痛剤は気持ちよく過ごすことに役立ちます。

●セカンドオピニオンを得るべきか

 医師にセカンドオピニオンを求めると気を悪くするのではないかと心配する人もいますが、ほとんどの医師はセカンドオピニオンを歓迎しますし、多くの医療保険会社はセカンドオピニオンに関して医師に診療費を支払います。

 セカンドオピニオンを得る場合、医師は一人目の医師の治療計画に同意するかもしれませんし、あるいは別の治療法を提案する場合もあります。いずれも場合も、あなたはより多くの情報が得られ、おそらく自分が主体であることを感じるでしょう。自分の選択肢に納得し、あなたは自分の決断に確信が持てるでしょう。

※編集部注釈:日本ではセカンドオピニオンは自費診療となり全額自己負担です。費用は、医療機関により異なります。

(監修:埼玉医科大学国際医療センター 大西 秀樹)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

この記事を友達に伝える印刷用ページ