2009/4/28
がんによって、あなたとあなたの大切な人とのつながりは、以前にも増して強くなるでしょう。共に困難に立ち向かったとき、人の結びつきはさらに強くなるものです。できれば、お互いに特別な時間を一緒に過ごしてみましょう。いっしょに歩んできたものすべて、そして今までなんとか乗り越えてきたものから力を得ましょう。そうすることで、前向きな見通しを立て希望を持って、将来に向けて進むことができるでしょう。
●他の人との関係
『近所の人が私の調子を尋ねるときに「元気よ!」という返事を求めているのは別段構わないわ。でも、実際は元気じゃないとき、私はとにかく誰か分かってくれる人、ただ私の話を最後まで聞いてくれる人がいてくれればいいの。何も答えなくていいから私の話を聞いていてちょうだい。』--介護経験者のKathy |
多くの介護者にとって、他者との人間関係がとても大切であるという調査結果があります。あなたの大切な人に話せないようなことを話したいときや、どうしたらいいか分からないという気持ちになったときには特に大切です。あなたの気持ちや恐れといったものについて心を開いて話せる誰かを見つけましょう。違う立場の人たちと話すことも必要です。
介護者の多くは、実際にあって話をする、または電話をするなど、他の人たちと連絡を取り合えるようなネットワークを持っています。もし介護問題に関して心配な点があるならば、医療チームに相談してみましょう。ちゃんとした知識があれば、不安を減らすことができます。
(監修:埼玉医科大学国際医療センター 大西 秀樹)
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