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乳がん患者に必要な“外見ケア”

2012/2/28

乳がん患者に必要な“外見ケア” Vol.1

メークで元気アップ!抗がん剤による顔の悩みはメークで解消して毎日を生き生きと過ごしましょう

友吉由紀子=日経メディカル別冊編集

資生堂CSR部の鈴木淑子さん

 こうして、化粧水や乳液などで保湿のケアを徹底させることが大切だが、それでもくすみが気になる場合にはどうしたらよいか。ここからは、やはりメークの力が頼りとなる。

元気アップのポイントは「肌色のカバー」と「眉」
 「がん患者さんの美容上の悩みは、顔がくすんでグレーっぽくなるなどの肌色の変化と、眉毛の脱毛の2つです。くすみをカバーし眉を描くと、生き生きとした表情にみせることができます」と話すのは、資生堂CSR部の鈴木淑子さんだ。

 資生堂ライフクオリティービューティーセンター(http://www.shiseido.co.jp/slqc)は、2006年6月にオープンし、あざや白斑などの肌悩みへのメーキャップアドバイスを無料で行っている。現在は、抗がん剤治療の副作用による患者さんの美容上の悩みに対応した活動も一部で開始している。具体的には、首都圏の都道府県がん診療拠点病院(57病院)から依頼があった場合に、専門スタッフが医療関係者の立会いの下で、メーキャップ法のアドバイスを行うというものだ。

 資生堂CSR部参事の提橋義則氏は、「本業である化粧を通じたCSR活動として、これまで通常のファンデーションやコンシーラーではカバーが難しい深い肌悩みへのメーキャップアドバイスを行ってきました。そうした活動の一環として、今後はがん患者さんにもメーキャップアドバイスを行い、QOL向上をサポートしていきたいです」と話す。

 肌のくすみはファンデーションでカバーしがちだが、鈴木さんによると、強いくすみはファンデーションを厚塗りしてもなかなか思うようにカバーできないという。

 「ファンデーションの前に、コントロールカラーなどを使ってくすみを補正しておくのがポイントです。くすみが強く肌の色がダークな場合はオレンジ系、軽いくすみや色白の人にはイエロー系が効果的です。そのあとはいつも使っているファンデーションを重ねます。さらにチークで血色を補うと健康的に見えます」(鈴木さん)。使用するメーク製品は、一般的なものでよいが、肌あれがひどい場合には、敏感肌でも使える刺激の少ない処方のものを選ぶとよい。

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