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「がんナビ読者アンケート2011」から

2011/4/19

「がんナビ読者アンケート2011」から Vol.3

「看護師の言葉でわれに返りました」

がんの患者が伝えたいこと、発信したいこと

三和護=日経メディカル別冊

◆「どんな重病でも諦めてはいけない!」

 二十数年前、仕事漬けだった私は脳内出血を起こし、3カ月近くの入院を経て社会復帰しました。しかしその後、胃がん、前立腺炎を経験し、さらに心不全の治療で弁置換手術を受けました。6年前からは人工透析も行っています。

 さらに一昨年、家人の大腸がんが見つかり、既に肝臓に転移していました。消化器内科の先生方は、もう諦めよという姿勢でしたが、私の胃がんの手術をしてくださった先生が手術をしてくださいました。予断を許さない状況ながらも、家人とともに毎日の生活を楽しんでおります。

 多くの人々が苦しみを乗り越えて生き抜いているのです。「どんな重病でも諦めてはいけない」と訴えていきたいと考えております。(60代男性)

◆「乳房再建には経済的負担の問題があることを知ってほしい」

 私は若年性乳がんの患者です。乳房再建も経験しました。最近、某写真家による乳房再建者の写真集などが出版され話題になっていますが、乳房再建が抱える問題は、単に“見た目”のことではありません。経済的負担を含め、いろいろな問題があることを広く知ってほしいと思います。

 乳がん患者の中には、希望しても再建できない人たちがたくさんいます。また、再建できたとしても、ほとんどの場合は自費診療で、経済的負担は決して軽くはありません。国は、なぜ自費診療のままにしているのでしょうか。乳房再建は美容のためだけに行っているわけではないということを、もっと真剣に考えてほしいです。(30代女性)

◆「乳がんの患者会を立ち上げました」

 3年半ほど前に、仲間と一緒に乳がんの患者会を立ち上げました。主治医(乳腺専門医)や乳がんチームのスタッフの協力を得て、現在も年4回ほどの交流会やテーマに基づくミーティング(例えば「どんな下着を選んでいる?」「ホルモン療法の副作用にどう対処した?」など)を主催しています。会員は30代から80代の70人程度で、交流会には20〜30人程度が参加しています。このほか、早期発見のための検診を勧める活動なども行っています。

 これまでに、2人の方から患者会を立ち上げたいという相談を受け、「お役に立つなら」と立ち上げ時の資料などを提供しています。もし何かお役に立てることがあればと思い、記載いたしました。(30代女性)

◆「親にはなかなか言えません」

 乳がんと診断され治療が開始されてから、3月末で丸2年が経過します。自分ががんになってみて、周りと自分との関係、家族への思い、告知のあり方など、多くのことを考えています。パートナーと妹には、共に歩んでもらう仲間として一緒にがん告知を受けてもらいましたが、親にはなかなか言えませんでした。何歳になっても、親にとっては子どもは子ども。だから離れて暮らす親には心配を掛けたくない。そういう方は多いのではないでしょうか。(40代女性)

◆「毎日を笑って過ごす効果」

 2003年10月に多発性骨髄腫で余命6カ月と診断され、ホスピスに入るか治療をするかの選択を迫られました。私は治療を選択し、主治医と熱心な看護師さんに励まされながら、VAD療法を行い、04年3月に退院しました(先生は“脱走”とおっしゃっていますが…)。その後は、月1度の検査のみで現在まで生存しています。

 病気の診断と治療は医師が行うものですが、病気を治すためには毎日を笑って過ごすことが大切ではないかと感じています。(60代男性)

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