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がんに負けないお金の話

2011/8/30

がんに負けないお金の話Vol.7

がん保険の選び方

保障内容は欲張らず、保険料と診断給付金に注目

福島安紀=医療ライター

 「基本的には、診断給付金、つまりがんと診断されたとき、まとまったお金がいくら欲しいかが基準になります」(柳澤氏)

 がん診断時給付金は、商品によって50万円、100万円、200万円というように支払金額が異なる上、給付される回数も初回のみ、複数回払いというように違いがある。この保障をどうするかを決めて、商品を選べばよいというわけだ。

所得保障や先進医療特約は必要か?
 がんの治療中は、仕事を長期に休んだりして所得が減る人も多い。そこで収入減に備えて、がんになったときの所得を保障するタイプの保険も出てきている。

 「所得保障のあるがん保険に入っておきたいという人は、『がんになってから2年間は年金がもらえる』など、期限が限定されたものを選ぶと、保険料が比較的安く抑えられます」と柳澤氏。

 なお「住宅ローンの支払いができないと困るから」という理由で所得保障をつけようと考えている人は、まずは住宅ローンの借り入れの際に「三大疾病保障付き団体信用生命保険」に加入していないか、確認してみよう。同保険に加入していれば、がんと診断が確定した時点で住宅ローンの支払いが免除されるためだ。

 また、多くのがん保険に、厚生労働省が定める先進医療の技術料を保障する「先進医療特約」があるが、この特約は付けた方がよいのだろうか。

 柳澤氏は、「治療費が50万円以上の先進医療のほとんどが、がん治療に関するものであり、今後も先進医療によるがん治療が増えると考えられます。がん保険の先進医療特約は保険料が月額100円以下で、それほど高くないので、付けておいた方がよいでしょう。ただし、既に加入している医療保険などに先進医療特約を付けている場合はそちらでカバーされるので、がん保険で付ける必要はありません」とアドバイスする。

 主ながん保険のうち、5社から発売されている商品の基本的なプランについて、診断給付金100万円を基準とし、それぞれの保障内容と保険料を比べてみた(表1)。保険料は、加入年齢によって細かく決まっているが、ここでは30歳と60歳を例に男女で比較した。

 なお、この表に載っているがん保険はあくまで一例である。実際には、保障の金額や内容が少なく、より保険料が低額な保険、さらに保障が充実した商品、特約で保障が増やせる商品など、さまざまな保障のがん保険を選ぶことができる。

表1 主ながん保険の保障内容と保険料の比較(診断給付金100万円、保険期間・払い込み期間が終身で基本的な保障のついたタイプで比較)(※クリックすると拡大します)

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