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レポート

2017/6/23

がんナビ読者調査2017より

「がんサバイバー向けに治療後の情報を充実させてほしい」

 がんナビは、読者ががんナビをどのように利用しているか、今後どのようなテーマを取り上げていくべきと考えているかご意見を伺うため、今年も読者調査を実施しました。計127件寄せられた自由記述の中から、幾つかご意見を紹介します。


 取り上げてほしい具体的なテーマに関しては、がんを抱えてどう生きるか、がん治療後の生活や社会復帰後の対応などを紹介してほしいという声が寄せられました。


・がんはかかったら即死ぬという病気ではなくなっており、長年付き合っていくことの苦しみなどを感じる方も増えている。精神的な悩みや経済的な悩みなど、治療後すぐとは異なる観点からの問題提起が望ましい。

・がん治療が一段落して社会復帰できた、がんサバイバー向けの情報がほしい。いつまでも病人扱いされるのではなく、どのように生活し、どのように社会と向き合うべきか、ヒントとなるような具体的な事例を紹介してほしい。

・今後ますます高齢化が進む中、介護する側もされる側もがん患者というケースが増えてくると思う。どのようなサポートが必要か、どのような体制作りが望まれるのか、これからの課題として幅広く取り上げてほしい。

・がん治療をいったん終えて社会復帰し、がんと共生できている間はよいが、再発等で病状が悪化した際のケアについて、医療側でも福祉側でもまだ意識が深まっていないように感じる。医療側と福祉側が協力し、患者ががんと共生していく手立てを考えていくべきときではないか。



 ご自身の経験を基にした、患者と医師の関係についてのご意見も多く寄せられました。医師以外の医療従事者の積極的な介入を望む声もあり、様々な患者の悩みを気軽に相談できる仕組みをもっと充実させてほしいという切実な訴えがありました。


・医師は忙しそうで、なかなか納得いくまで話を聞くことができない。こちらも忙しそうだからと遠慮してしまう。病院の相談窓口など、医師以外に相談できるところをもっと充実させてほしいし、そうした手段があることをもっと広く周知してほしい。

・医師の専門が細かく分かれており、手術、化学療法、放射線療法のすべてに精通している医師はほとんどいない印象。治療法の選択に当たって、知識の不十分な患者に選択権を委ねられても困る。もっと患者目線に立って、幅広いアドバイスをしてもらいたい。

・がんとは関係ないと思われる症状で近所の病院にかかっても「がんで診てもらっている病院へ行くように」と言われ、がんで診てもらっている病院では「何かあれば近所の病院へ行くように」と言われる。一体どこに行ったらいいのか、とても困惑する。

・医師の説明は難しくわかりにくいので、看護師や薬剤師など他の医療スタッフからまず説明をし、医師がそれを補うような診療体制が望ましいように思う。また、医療従事者以外に、患者に近い立場で広く相談に乗ってくれるような窓口が身近にあるとよいと思う。

・抗がん剤の副作用について、軽度のものや頻度の低いものは医師もよく知らないことがある。そうしたときに患者同士の情報交換がとても有用だった。副作用は患者にとって重要な情報なので、医師にはきちんと把握してほしいし、患者から製薬会社にフィードバックする仕組みがほしい。

・同じがん患者でも、少しでも長く生きたい患者や、自然の流れに任せて無理な延命はしたくない患者など、色々な患者がいると思う。そうした希望にもっと細やかに寄り添ってほしい。



 がんナビへの激励も寄せられました。調査へのご協力ありがとうございました。


・現在は狭い範囲での情報提供にとどまっているように思う。適正な医療情報の見分け方など、患者や社会一般の医療リテラシーを正し高める情報提供の先陣を切ってほしい。

・転移がんでも完治に期待が持てるようになってきている。臨床試験情報など、医学の進歩を感じる記事をより充実させてほしい。

・患者同士のグループ活動による情報交換の活性化を図るような企画がほしい。

・がんに関する情報はインターネットにあふれており、ある程度信用できる情報にたどり着くのに時間がかかる。また、がん患者には残された時間が少ない。自分にとって都合の悪い情報はできれば見たくないとも思う。適正な情報と患者の間の橋渡しをしてほしい。

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