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レポート

2017/6/12

がんナビ読者調査2017より

7割以上の読者が「抗がん剤に関する最新の臨床試験結果」を求めている

 がんナビでは、読者ががんナビをどのように利用しているか、今後どのようなテーマを取り上げていくべきと考えているか意見を伺うため、3月に日経BP社のインターネット調査システムを使って調査を実施した。その結果を以下に紹介する。


 がんナビの閲覧頻度を尋ねたところ、「1週間に1度ぐらい」と回答した読者が最も多く44.2%を占めた(図1)。次いで「1カ月に1度くらい」が17.7%、「ほとんど毎日」が17.0%、「2、3日に1度ぐらい」が13.6%となった。

図1 がんナビの閲覧頻度(n=147)

 がんナビに掲載している各コンテンツの利用頻度を尋ねたところ、「頻繁に利用している」「よく利用している」「たまに利用している」の合計が最も多かったのは、毎日発信している「ニュース」と週1回掲載している「レポート」で、ともに約85%だった(図2)。続いて連載記事の「新しいがん免疫療法」が約70%で、読者の関心の高さをうかがわせた。以降は「開発中の抗がん剤」やメールマガジン「がんナビ通信」のほか、「がん治療の素朴な疑問」や「知っておきたい骨転移」などの好評連載が続く。

図2 がんナビコンテンツ別の利用頻度(n=147)

 がんナビにどのような情報を求めているか尋ねたところ、読者調査を始めて5年連続で1位は「抗がん剤に関する最新の臨床試験結果」(74.1%)となった(図3)。2位は「国内外の学会で発表された情報」(60.5%)、3位は「転移・再発がある人向けの情報」(52.4%)となり、昨年の調査結果とは2位と3位が入れ替わる結果となった。最新の知見、特に進行がんに関する読者ニーズが高いことがわかる。

図3 がんナビに求めている情報(複数回答可、n=147)

 今後、がんナビで取り上げていくべきテーマについては、「抗がん剤治療」(61.2%)と「免疫療法」(59.9%)が拮抗する結果となった(図4)。次いで「抗がん剤に関する最新の臨床試験結果」(55.8%)、「治療全般」(53.7%)、「国内外の学会で発表された情報」(51.0%)となった。常に半数を超え上位だった「医療費」は、「がんに負けないお金の話」の連載開始など、情報の充実を受けてか減少した。

図4 今後がんナビで取り上げていくべきテーマは?(複数回答可、n=147)

 回答者147人のプロフィールは「患者」が最も多く43.5%、続いて「患者の家族」が19.0%、「元患者」は6.8%で、患者関係者が7割以上を占めた。性別は「男性」が57.1%と女性よりもやや多く、年齢は50歳代が最も多く33.3%、次いで40歳代27.9%、60歳代21.1%となった。70歳以上との回答も13.6%で、ここ数年高齢読者の増加傾向が続いている。居住区は関東が中心で58.5%を占め、近畿19.0%、中部9.5%と続いた。

 次回は、読者からいただいた自由記述を紹介する。

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