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2015/11/2

サロン発祥の地・島根で「がんサロン支援塾」開催

患者・家族が気持ちを分かち合うがんサロン、開設と継続の秘訣は?

あなたも一歩踏み出してみませんか?

福島安紀=医療ライター

 がんの患者と家族が悩みを共有し語り合う「がんサロン」や「患者サロン」が、がん診療連携拠点病院を中心に、全国各地で開催されている。こうしたサロンの開設や継続のノウハウを伝授する「がんサロン支援塾〜島根のがんサロン そのパワーと秘訣〜 11位1体から学ぶものとは」が、10月8日〜9日の2日間、サロン発祥の地である島根県益田市で開催された。1都10県の患者、医療関係者ら約40人が集まり、がんサロンを新たに開設し、運営していく上での悩みを語り合った。


塾長を務めた益田がんケアサロン代表の納賀良一氏

 がんサロン支援塾を主催したのは、益田赤十字病院(島根県益田市)と、サロンを運営する患者・家族らによる「がんサロン支援塾実行委員会」で、今回が5年目の6回目だ。塾長で益田がんケアサロン代表の納賀良一氏は、自身が膀胱がんと尿管がん、左腎臓がんの体験者で、2005年12月に「患者や家族の心のケアと情報収集、医療格差と患者の意識格差の解消」を目指して、全国初のがんサロンを始めた。

 がんサロンは、患者やその家族が集まり、気持ちを語りあったり、悩みを相談する会だ。こうした会はいわゆる患者会が主催して行われることがあるが、患者会のように会員制をとるのではなく、誰でも自由に参加できるのが特徴だ。06年1月以降、島根県では、がんサロンが病院内や保健所、保健センターなどに次々と開設され、現在は松江市、出雲市、雲南市、隠岐の島町も含む県内全域25カ所で週1回から月1回程度、がんサロンが開かれている。

厚生労働省健康局健康課長の正林督章氏

 支援塾の冒頭、厚生労働省健康局健康課長(前がん対策・健康増進課長)の正林督章氏が、「国のがん対策の動向とがんサロンについて」と題して講演。「多くのがんの患者さんやご家族は同じ病気で闘っている方、思い悩んでいる家族の方々との交流を求めている。がんサロンのような活動はがん対策上、非常に重要。こうした支援塾やお互いの情報交換を通じて、もっともっと多くの病院に『がんサロン』ができて、がんの患者さん、家族を支える体制が今以上に整備されていくとよいと思う」と話した。


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