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レポート

2015/5/25

前立腺癌骨転移患者の経験と思いをつづったミュージカル「命はいのち」

「リハビリは明るく、そうロカビリーのように」、軽妙にでも繰り返し“48時間以内の受診”の大切さを伝える

7月5日の公演に向けて練習中

聞き手=加藤勇治

真中さんにミュージカルを勧めたGIG STUDIO代表の三好一政氏

 私自身のこうした経過をミュージカルで表現しようと思ったきっかけをくれたのが三好さんです。(GIG STUDIO代表 三好一政氏。音楽専門学校の講師やミュージカル「命はいのち」チーフプロデューサーなどを務める)

 8月頃から三好さんが、講演会でスピーチしませんか、と声をかけてくれて、私自身の経験をお話しする機会が何度かありました。そんな頃、三好さんが「失礼かもしれませんが、今までいろいろなテーマでミュージカルを企画されてきましたが、今回、ご自身の経験をミュージカルにしてみてはどうですか」と提案してくれたのです。自分の話など聞きたい人などいないと思っていましたが、三好さんが「スピーチを皆一生懸命聞いてくれてますよ」と後押ししてくれたんです。

 そこで、「命はいのち」という題名でミュージカルをすることに決めました。最初の命は、生命のいのちです。次のいのちは、それがポイントですよ、大事ですよ、というときのいのちです。つまり、生命は大切ですよ、という思いを込めています。今、世間ではいろいろと悩んでいる方も多いかと思います。自分の拠り所を見失っている方もいるのではないでしょうか。私は「自分の命を拠り所にすればいいやん」と思うのです。ある人に「病院には夢と希望がない」と言われたこともありましたが、私は「自分で持てばよい」と思っています。人生、いろいろなことが起こって、非日常になることもありますが、三好さんが「非日常を日常にしたらよい」と言ってくれました。前向きに考えることが大切だと改めて感じています。

 ミュージカルでは、命の大切さを謳っていますが、「麻痺が認められたら48時間以内に受診を」という意味で「タイムリミット48」、48時間を超えていてもあきらめない「over the 48」、とてもよくしてくれて、甘えてもよいのだということを教えてくれた看護師、理学療法士や作業療法士などの方々への感謝を歌う「ナースはエンジェル」など、感じたこと、伝えたいことを歌にして、ミュージカルで歌って踊ります。ミュージカルを見て下さった皆さんに覚えて帰ってもらいたいと思っています。

「命はいのち」練習風景


(ミュージカル練習風景の動画。クリックすると再生します。音声が出ます。真中さんは「リハビリはもっと明るくやるべきだ。そう、ロカビリーのように」と考えたという。自身の経過、受診中に学んだことなどをミュージカルで再現した。がんの治療中にいつもと違う腰や足に違和感を感じたら、48時間以内に受診することが大切ということを多くの人にこの知識を知って欲しいと歌と踊りで表現した)

 ミュージカルは、7月5日(日)に大阪市立中央区民センターで開催します。「命はいのち」ミュージカルの公式Facebookページも用意しています(https://www.facebook.com/inochi2.project(別ウインドウで開きます))。たくさんの方々にご覧いただきたいと思っています。Facebookページなどをご覧いただき、興味を持たれたら是非ミュージカルも見に来て下さい。

「命はいのち」ミュージカルメンバーズ

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