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レポート

2015/5/19

NPO法人キャンサーネットジャパンらがセミナー「もっと知ってほしい がんと在宅医療のこと」開催――Vol.2

1人暮らしでも自宅で最期まで過ごすことは可能

福島安紀=医療ライター

Q4: 在宅医療をする医師をどうやって見つけたらいいか教えてください。都会だけではなく、地方でも在宅医療は可能ですか。

A(佐々木) 確かに在宅医療を実施している医療機関が近くにないというところがゼロではないと思いますが、全国各地に在宅医療を実施している「在宅医療支援診療所」があります。インターネットで調べてもいいですし、自治体や地域医師会が在宅医療を実施している医療機関を紹介している場合もあります。。地域包括支援センターで聞いたり、入院中の人なら病院で相談したりするとスムーズだと思います。


Q5: 医療施設によって、在宅医療への取り組みに差がありますか。

A(佐々木) 在宅医療をやっている医療機関はたくさんありますが、看取りまで実施しているところは限られます。実際には、開業医が1人で在宅医療をしている場合も多いので、そこでは24時間365日確実に対応できない場合もあるからです。そこで、今は、過去1年間に緊急の往診を5件以上実施し、在宅医療を担当する常勤の医師が3人以上いて、在宅での看取りの実績が年間2件以上あるところは「機能強化型在宅療養支援診療所」と表記されています。
 だからといって、機能強化型が一番いいとは限りません。機能強化型は常勤のドクターが3人以上いるので、電話をしたらいつも同じ先生が対応してくれるというわけではありません。医師1人で頑張っていて、電話を掛けたときに出ないこともあるけど、いつも同じ先生が電話に出てくれるというのが安心であれば、近所の開業医の先生に診てもらってもいいと思いますし、誰でもいいから電話がつながるほうがいいというのであれば、機能強化型を選ぶ方法もあると思います。


Q6: 地域格差はありますか。

A(佐々木) 在宅医療は基本的には地域で提供する医療です。東京は確かに人口も医師数も多いのですが、地域のつながりのない人が多いので、私たちのように地域につながりのない医師が在宅医療支援診療所を運営している場合もあります。例えば、地方都市では、親子三代かかっているクリニックの医師に訪問診療をしてもらうということもあると思います。もしかしたら地域ごとに特性があるかもしれませんが、都会の方がいいとか、逆に地方の方がいいということはありません。

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