このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

Report レポート

レポート一覧へ

新着一覧へ

レポート

2015/5/12

NPO法人キャンサーネットジャパンらがセミナー「もっと知ってほしい がんと在宅医療のこと」開催――Vol.1

終末期を自宅で過ごすには早めの準備が必要

福島安紀=医療ライター

終末期に出る症状と時期を知っておこう
 最大の課題は家族の不安と介護負担、そして本人の遠慮だ。がん以外の病気や老衰の人は徐々に衰弱して食べたり自力でトイレへ行ったりができなくなっていくのに対し、がんの患者は、末期であってもかなりぎりぎりまで自分で身の回りのことや外出ができる。

 痛みは1カ月くらい前から、食欲不振、呼吸困難、吐き気・嘔吐などの症状は2週間くらい前から急激に出る傾向があるそうだ。「何とか通院できる状態でも少し早目に在宅医療を導入し、どういう時期にどういう症状が出るか知っておくと、本人も家族も慌てないで済み、その時期に訪問看護や介護サービスを手厚くするといった準備ができる」と佐々木氏は強調する。様々な症状が出た時点で在宅医療や介護サービスを導入しようとしても、急激な変化に対応できず、本人が満足のいく結果にならないケースもある。

 必要な介護量も終末期に近づくにつれ、急激に増大するのも特徴だ。亡くなる5〜10日前から介助が必要なシーンが増加していく。最期まで自宅で暮らすためには、早めに病院と在宅医療を併走させることが重要だと佐々木氏は指摘している。

図 がん患者とそれ以外の疾患患者の要介護レベルの違い(佐々木氏による)

この記事を友達に伝える印刷用ページ