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レポート

2014/12/30

〜NPO法人キャンサーネットジャパンらがセミナー「もっと知ってほしい がんと脱毛・皮膚のこと」でQ&Aセッション

「薬物療法中は毛染めをしてはいけないの?」

福島安紀=医療ライター

Q3:担当医に皮膚科で治療を受けるように言われました。どうやって皮膚科を選んだらよいですか?

A(山崎) 日本皮膚科学会のホームページに皮膚科専門医とその医師がいる医療機関を検索できる「皮膚科専門医マップ」が載っています。そのサイトで、皮膚がんと分子標的薬による皮膚障害に非常に詳しい皮膚悪性腫瘍指導専門医のリストも閲覧できますが、この指導専門医は全国に69人(11月7日現在)と非常に少ないんですね。僕らのような皮膚悪性腫瘍指導専門医が、他の皮膚科専門医にもがん治療による皮膚障害の治療について理解してもらえるように学会発表、講演会、勉強会を行うなど日々活動しており、皮膚科開業医の先生方もがん治療による皮膚障害の治療をしなければという意識は高まりつつあるはずです。自分ががんの治療を受けている病院以外の皮膚科で皮膚障害の治療を受けるときには、今までの治療経過が分かるようにお薬手帳などを持参し、この薬を使ったけれども皮膚障害がよくならないとか皮膚科の先生に相談してください。


Q4:分子標的薬の副作用でニキビのようなものができた場合、一般的な化粧品でメイクをしてもよいのでしょうか? 分子標的薬の治療中は冬でも日焼け止めを塗ったほうがよいですか?

A(山崎) 結論から言うと、「お化粧はしてください」というのが僕の意見です。僕らのやりがいは患者さんのがんが良くなって喜んでもらうことですから、皮膚障害でお化粧できず外出できないとなってしまっては嬉しくありません。女性にはお化粧しなければいけない場面があると思いますので、化粧ができるようにスキンケアや治療をきちんとして皮膚障害はできるだけ抑えるようにしてほしいですね。化粧品は普段使っているものでいいと思いますが、皮膚の状態が変わっているから目立たない場所に塗って、かぶれないか試してみてから使ってください。化粧品の詳細は、看護師や女性医師のなかにそういうことに詳しい人がいますし、国立がん研究センター中央病院のアピアランス支援センターにも問い合わせてみてください。
 日焼け止めに関しては、冬でも塗りましょう。夏に比べて紫外線の量は弱いからそれほど念入りにしなくてもいいですが、冬は塗らなくていいというわけではありません。

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