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レポート

2014/6/10

倦怠感を解消するポイント Vol.4

無理をせず少しずつ運動量を上げていき、倦怠感を予防・緩和しましょう

加藤勇治

 肺がんの手術を行った後、再発を予防するために術後補助化学療法を行うことがある。手術を受け、その後に化学療法を行った場合、ときに倦怠感を感じることがある。倦怠感とは、医学的には慢性疲労の主観的感覚と定義されているが、いわゆる「(なんとなく)だるい」「疲れやすい」「やる気が起きない」「よく寝たのに疲労感が抜けない」などと感じるものを差す。また、倦怠感は、肺がんの術後補助化学療法を受けているケースだけでなく、進行・再発に対する化学療法などを受けている場合でも認められることがある。 倦怠感は、日常的・社会的な生活に制約をもたらすことが多く、心理的にも苦悩をもたらすため、その解消はQOLを維持していく上でも重要となる。

 ここでは、肺がん術後補助化学療法中に見られる倦怠感のセルフマネジメント促進プログラムを開発した聖隷クリストファー大学看護学部准教授の樺澤三奈子氏に、倦怠感とは何かを簡単に解説いただくとともに、倦怠感を予防・緩和するために自ら取り組むチェックや運動について紹介してもらった。

 このVol.4では、倦怠感に対してご自身でできる対処のうち、筋力トレーニングと持久力トレーニングについて解説いただく。


筋力トレーニング

 この筋力トレーニングは、大腿四頭筋、つまり足の付け根と膝をつないでいる筋肉を鍛えるものです。この筋肉を鍛えることで、身体がよく動くようになることから、倦怠感を感じにくくなります。

 この運動は、ゴムバンド(写真参照)を用意します。ゴムバンドは、ホームセンターなどで販売していると思います。エクササイズチューブ、エクササイズバンド、フィットネスバンドと呼ばれるようなゴムバンドでも良いでしょう。ご自身で引っ張ってみて、踏ん張らなくても伸ばすことができるような強度のものを選んで下さい。

写真のように幅のあるゴムバンドが、皮膚に食い込むことがなく、使いやすいでしょう。写真のゴムの強度(20〜60cm伸ばしたときの強さ)は、白が0.5〜0.9kg、赤が0.9〜2.0kg、緑が1.1〜2.3kg、青が1.4〜3.4kg、黒が1.8〜4.1kgです。

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