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2014/5/20

倦怠感を解消するポイント Vol.2

エネルギー節約、睡眠・食事の工夫で倦怠感を防ぎ、緩和しましょう

加藤勇治

 その上で、以下の取り組みを始めてみましょう。

1 活動に必要なエネルギーの節約方法

 倦怠感は、活動に必要なエネルギーを消耗したときに起こる症状であると考えられています。そのため、今、ご自身が持っているエネルギーを節約しつつ、大切な活動に割り当てることが大切です。活動とは、仕事であったり、家事であったり、屋内で行う趣味もあれば、屋外に出かける趣味もあるでしょう。親族やご近所さんとのおつきあいなどもあるかもしれません。がんの治療を受けても、こうした活動を諦める必要はありません。

 しかし、治療中に感じる倦怠感が、こうした活動を行うためのエネルギー(やる気、体力、気力)を削ぐことがあります。そのため、以下の点に注意して1日を過ごすとよいでしょう。

◆1日の中で優先したい活動を決める
・日常生活を送る上でいつも行ってきたことを、「同じように全て行わなければならない」と考えないようにしましょう。ご自身が一番「したい」「しなければならない」と考えていることにエネルギーを使うこと、「したい」「しなければならない」と思っていることから順に行うという考え方が大切です。

・日常生活を送る上で行わなければならないことのうち、ご家族や友人、同僚などにお願いできるものについてはお願いしましょう。また、時間をかけられる性質のことは、1日で完了しようと考えず、2〜3日間かけて行うなど、無理をせず、今のご自身でできるペースを見つけ、そのペースに従って行うのがよいでしょう。

◆活動を行う時間帯を調整する
・どんな人でも1日中、全力で物事に取り組めるわけではありません。例えば、午前中は元気だとか、夕方は疲れが溜まって、能率が落ちるといったことは普通にあります。そのため、日常生活を送る上で「したい」「しなければならない」と思っていることを、1日のうち一番身体が楽な時間帯、活力があると感じられる時間帯に行うようにしましょう。

◆治療にあわせて活動の予定を調整する
・治療の内容によって、倦怠感が出現する時期が異なります。例えば、肺がんの手術を行った後、補助化学療法を受けている場合(点滴治療です)、点滴後、数日間で倦怠感が強まり、点滴から1週間ほどで軽快すると言われています。受けている治療のスケジュールをよくご覧になり、活動のスケジュールを決めるとよいでしょう。



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