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2013/8/27

国立がん研究センターが「がん患者の外見の悩みに正面から取り組む」

福原麻希=医療ジャーナリスト

チームで取り組み、研究ベースで成果を検証する

 アピアランス支援については、2005年から院内で研究が開始され、07年からは定期的な活動として取り組んできた。その成果が認められ、今年度からは院内の独立部門として設置された。医療機関では初めてのこととなる。あらゆるニーズに応えられるよう、スタッフには腫瘍内科医、形成外科医、皮膚科医が併任し、看護師、薬剤師、臨床心理士を含めたチームでサポートしていく。

 現在、アピアランス支援センターの活動対象は、国立がん研究センター中央病院に入院・通院する患者だ。だが、こうした取り組みを全国のがん診療連携拠点病院で展開できるよう、メディカルスタッフを対象とした研修会を実施し、ネットワークを構築していく。今年は12月に開催される予定だ。美容専門家や企業などとも連携していく。すでに、九州がんセンターや四国がんセンターでは準備を始めているという。
 
 荒井保明院長は、今回の取り組みについて、「近年、がんの治療をしながら、日常生活を送る人が増えています。そのなかで、『社会の一員として生きる』『自分らしく生きる』ということが重視されるようになりました。アピアランス支援センターの活動を通していろいろな情報を検証し、根拠を示していくことが当センターの使命でもあると考えます」と話している。

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