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2013/3/5

知識から実践へ

生活習慣のがん発生リスクを知ろう

宮腰祥子

知識を実践に移すために、まずは「自分のリスク」を知ることから

 さらに国立がん研究センターがん予防・検診センターでは、個人のがんリスクをWeb上で計算できる「がんリスクチェック」を開発した。

 同センターが20年間にわたり10万件のデータを対象に行った調査研究をもとに性別、年齢、喫煙習慣、飲酒習慣、身長と体重から算出されるBMI(肥満度)を入力すると、がんや心臓病、脳卒中などの循環器疾患の「今後10年間の罹病リスク」がパーセンテージで表示される。

 全がんだけではなく、大腸がんのリスクチェック(男性のみ)も公開されている。大腸がんの場合は、運動も重要な因子であることが確認されたため、年齢、BMI、喫煙習慣、飲酒習慣に加えて運動習慣(身体活動量)を入力すると、同様に今後10年間の大腸がんリスクが診断できる。また、パソコンがなくても自分でリスクを計算できる「簡易版」のリスクシートもある。

 部位別がんのうち、これまでに開発されたのは大腸がんに関して、男性、40〜69歳を対象者としたものだけ。同センターでは、さらに対象部位を広げていく考えだ。

 WHOの指針や「日本人のためのがん予防法」などは、あくまでも「集団のリスク(相対リスク)」を示すものであるのに対し、このリスクチェックは「自分ががんにかかるリスク(絶対リスク)」を知ることができる。さらに、生活習慣を変えると、どのくらいリスクが減るのかシミュレーションすることもできるため、より具体的ながん予防の実践につながることが期待されている。

 *がんリスクチェック、大腸がんリスクチェックはこちらhttp://epi.ncc.go.jp/riskcheck/index.html

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