このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

Report レポート

レポート一覧へ

新着一覧へ

レポート

2012/4/16

読者アンケート2012に寄せられた「元患者、患者の家族の声」

入院している時でさえ、医師と話すのが難しかった

まとめ;三和 護=日経メディカル別冊編集

【患者の家族の声】

◆心に関する治療が遅れている
 検査内容はよく理解しています。やはり心に関する治療が、かなり遅れていると思います。薬の服用がかなりの量で、本人もとても苦痛のようです。もう少し少なくなれば、本人も精神的に楽になるのではと思います(女性、50代)

◆術後の検査が非常に異なる
 体験談など読むと、術後の検査が医療機関、医師によって非常に異なる。手術やその後の治療は比較的標準治療が確立されているのに、再発してなくてもこの検査の差はどういうことだろう。たとえば1年に1回はCTをとるところ、手術前のみで5年たっても1回もなしのところなど。PETも手術前にとるところ、手術前であろうとないところ。
 がんは術後も主治医との長い旅になる。がん治療を志す医師は、そのことも(すぐトラバーユせず)覚悟して主治医になってほしい。術後すぐ主治医が異動してしまい情けない思いをした。(女性、60代)

◆医療機関間の連携が不十分
 標準治療とトモセラピーの併用、交互利用などについて、医療機関間の連携が不十分な印象があります。患者が主体になって、たとえば大学病院と専門クリニックの間を行き来しなければいけない。効率も悪く、専門家でないので、理解できない説明もあるし、最新の放射線治療の実績に関する知識が不十分な病院もあるように感じられる。医師が医師と直接話し合うような体制の構築が(互いに多忙であり、一見やっかいな問題もあろうが)喫緊、不可欠の課題だと思う。(男性、50代)

◆患者の気持ちになっての対応を
 母が炎症性乳がんで抗がん剤・手術後、数年たち再発しました。再発後、それまでの主治医とのコミュニケーションが上手くいかないことがあり(前触れもなしに病院を変わられ、主治医を追いかけ転院したのに戻されたり…)、相当落ち込んでいました。しかし、新しい主治医はよく話を聞いて一緒に考えてくださる方で、今はまた治療に励んでいます。
 「再発」という事実だけで患者本人は非常に落ち込んでいるのに、主治医にそっけなく対応されたりすると(「もう治らないよ」と言われたりしたらしいです。『完治』という意味でしょうけれど)、「もうすぐ死んでしまうんだ」と考えて、どうしようもない気持ちになります。
 家族の対応も大変です。医療関係者にはもう少しでいいですから「患者の気持ちになって」対応して欲しいと思います。私は母のための情報を得るのにがんナビが非常に助けになりました(初心者にも分かりやすくまとまっていることと、がんについてより深く知ることに役立ちました)。乳がんはネットなどで情報がたくさん見つかりますが、情報が得られにくいがんも多いと思います。また特に診断されたばかりの方は途方にくれると思います。そういう方々のための助けになるようなサイトであり続けてくださるよう、お願い申し上げます。(女性、30代)

回答者のプロフィール

・「患者」が48.9%と半数を占める。「元患者」「患者の家族」を合わせると7割強が患者関連の人となる。ほかは、製薬企業の関係者が8.4%、薬剤師が5.3%などと続く。
・性別では、女性が44.3%、男性が54.2%(無回答1.5%)と、男性がやや多くなっている。
・年齢別では、「50〜59歳」が35.1%で最も多く、「40〜49歳」が27.5%、「60〜69歳」が18.3%と続く。「30〜39歳」も11.5%と多い。
・居住地は、「関東」が53.4%と半数以上を占めている。「近畿」が15.3%、「中部」が13.7%、「中国」が5.3%などとなっている。

この記事を友達に伝える印刷用ページ