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レポート

2012/3/14

●インタビュー

小児がんから子どもを守るための世界一斉キャンペーンがスタート

中川原 章氏(千葉県がんセンター センター長)

アジア全体で小児がんの臨床試験に向けた取り組みも
 目下、国連やWHOが医療の最優先課題として掲げるのは感染症撲滅ですが、途上国で感染症がいまだに猛威を振い多くの命を奪う一方で、先進国では、子どもの病気による死亡原因の第1位は小児がん(死因全体の第1位は事故死)となっています。やがて途上国でもがんが最重要課題となってくることが予測されます。

 私が代表を務めるSIOP-Asiaでは、アジア全体での小児がん臨床試験の構想も進んでいます。4月にインドネシアで行われる学会で体制作りの提案をする予定ですが、各国からは既に賛同の声が相次いでいます。アジア全体となれば、小児がんは決してマイナーではなくなります。SIOP-Asiaで大きな臨床試験のグループを作って、いろいろな小児がんの治療成績向上に取り組んでいきます。また、アジア全体で連携すれば小児がんの治療薬の開発にもつながっていくと期待しています。

 ほかにもIBMが国際的な社会貢献CSRのために、WCG(World Community Grid)プロジェクトの一課題として援助してくれている、神経芽腫の新しい治療薬開発を目的とした「ファイト!小児がんプロジェクト(Help Fight Childhood Cancer Project)」なども進行中です。ようやく小児がんに社会の目が向けられるようになってきたと実感しています。(談)

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