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2011/11/1

子どもたちの意識改革「生きるの教室/ドクター中川のがんと向き合う」開講

伊藤左知子=医療ライター

 中学校を対象に、次世代を担う子どもたちにがんを予防するための生活習慣、検診の重要性、最適な治療の選択について学んでもらう訪問授業「生きるの教室」が開講された。がんを通じ学校教育ではこれまでタブーとされてきた死生観についても考えさせる。授業を受けて、子どもたちがどのように変化し、がんや死をどのように受け止めたのか、授業の様子と授業前後のアンケート調査の結果を報告する。


 昼休みの終わりを告げるチャイムがなったあと、体育館に中学2年生の生徒185人が、それぞれ自分たちの椅子を手に抱えて入ってきた。全国の中学生にがんの知識や予防、早期発見、検診の重要性を伝えるための「生きるの教室」第一回目が、東京都江戸川区の葛西第二中学校で始まった。

「生きるの教室」は、バイエル薬品が「日本のバイエル100周年企画」の一環として行う無料の特別授業。授業を通じて、生きることの意義を深めてもらうことを目指すとともに、子どもたちとその家族の間で、がんに関する正しい理解が進み、将来的に検診率の向上、がんによる死亡率の低下を目指す。

授業を受ける生徒たちの表情は真剣

 授業は学校側の趣旨説明から始まった。校長の仁井田孝春氏は「これから、がんについて学ぶ授業を行います。授業の中には生きることや死についての話も出てきます。途中、涙が出てくるかもしれませんが、そういう人を笑ってはいけません。また、どうしても辛くて我慢できなくなったら席を立って出てもかまいません」と説明。がん、死、生きることを子どもたちに教えることについての学校側の緊張感が伝わってくる。

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