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2011/6/14

がん患者の肌トラブル、1位は「かゆみ」、2位は「乾燥」

看護師が考える患者の肌ケアに対する意識調査から(2011.6.15訂正)

伊藤左知子=医療ライター

 がん患者にとって、手術や化学療法、放射線療法後の肌トラブルは大きなストレスとなるが、十分なケアはなされているのだろうか。看護師540人を対象にした意識調査の結果、看護師が認識する患者が抱える肌トラブルの1位は「かゆみ」、2位は「乾燥」であり、「保湿」「かゆみ止め」「跡ケア」が重要だと認識していることが分かった。また、調査に協力した看護師が所属する施設のうち、肌トラブルや肌の悩みの解消に関する活動を行っていない施設が3割以上に上り、施設間で差があることも示された。


 患者が抱える肌トラブル解消のためのケアに関する意識調査を行ったのは、保湿化粧品の輸入代理店である株式会社ジャンパールと、医療・介護分野向けの人材紹介やコミュニティメディアを運営する株式会社エス・エム・エス(SMS社)。両社は、調査結果を報告するセミナーを5月10日に東京で開催した。

 両社は、SMS社が運営する看護師向け情報サイト「ナース専科コミュニティ」に登録している看護師540人を対象に、「患者の肌トラブル解消のためのケア」に関する考え方をインターネットを使って調査した。

 その結果、看護師が認識する、患者の抱える肌トラブルの1位は「かゆみ」で82.2%、2位は「乾燥」で75.4%が選択した。また、がん患者看護に携わる看護師は、携わらない看護師の約3倍も、「肌色の変化」「引きつれ」について患者が悩みを抱えていると思うと回答した(図1)。

図1 看護師が認識している、患者の肌トラブル(がん患者看護に携わる看護師と携わらない看護師の比較結果)

必要なケアは「保湿」「かゆみ止め」
「患者さんが抱えている肌トラブルの悩みを解消するために、どのようなケアが重要だと思いますか」という質問に対しては、89.4%の看護師が「保湿」と答え1位となり、2位は70.2%で「かゆみ止め」だった。

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