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レポート

2010/8/31

抗がん剤開発情報アップデート

この1年で15薬剤が承認獲得、9薬剤が承認申請に

 国内の主な抗がん剤の開発状況を調査した結果、この1年間で少なくとも15の薬剤が承認を獲得しており、9薬剤が承認申請に至ったことが明らかになった。

 申請準備中以下の開発段階の薬剤については、「開発中の抗がん剤」に掲載した。

 この1年で承認・申請された薬剤の中で注目されるのが、吐き気・嘔吐や疼痛など、患者の症状を改善する薬剤の開発だ。新しい制吐薬の登場に合わせて日本癌治療学会が今年5月に「制吐薬適正使用ガイドライン」を公表しており、治療の現場も大きく変わってきた。

表1 この1年でわが国で承認・申請された主な抗がん剤

企業名開発番号など開発段階対象概要
◆乳がん
大鵬薬品工業ABI-007(アブラキサン)承認
(10年7月)
乳がんアルブミン結合パクリタキセル
日本イーライリリーLY188011(塩酸ゲムシタビン)承認
(10年2月)
乳がん 
エーザイE7389(エリブリン)申請
(10年3月)
乳がん微小管伸長阻害剤
中外製薬アバスチン(ベバシズマブ)申請
(09年10月)
乳がんヒト化抗VEGF抗体
アストラゼネカフルベストラント申請
(09年12月)
閉経後乳がんエストロゲン受容体拮抗薬
◆大腸がん
武田薬品パニツムマブ承認
(10年4月)
KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発結腸・直腸がん抗EGFR完全ヒト抗体
◆肝がん
大日本住友製薬SM-11355(ミリプラチン)承認
(09年10月)
肝細胞がん 
◆胃がん
中外製薬ゼローダ(カペシタビン)申請
(10年3月)
胃がん 
ハーセプチン(トラスツズマブ)申請
(10年3月)
胃がんヒト化抗HER2抗体。多国籍共同治験
◆肺がん
中外製薬アバスチン(ベバシズマブ)承認
(09年11月)
非小細胞肺がんヒト化抗VEGF抗体
◆その他のがん
ファイザートーリセル(テムシロリムス)承認
(10年7月)
腎細胞がんmTOR阻害剤
ノバルティスファーマエベロリムス(RAD001)承認
(10年1月)
腎細胞がんmTOR阻害剤
セルジーンレナリドミド承認
(10年6月)
多発性骨髄腫&nbdp;
中外製薬タルセバ(エルロチニブ)申請
(09年9月)
膵がんEGFRチロシンキナーゼ阻害
日本化薬PMCJ-9/イムシスト承認
(10年8月)
膀胱がん再発予防 
万有製薬ボリノスタット申請
(10年6月)
皮膚T細胞性リンパ腫HDAC阻害剤
シンバイオ製薬SyB L-0501(ベンダムスチン)申請
(09年10月)
再発難治性低悪性度非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫 
グラクソ・スミスクラインサーバリックス(580299)承認
(09年10月)
子宮頸部におけるヒトパピローマウイルス16型/18型感染予防ワクチン
セルジーンレナリドミド承認
(10年8月)
染色体5qの欠失に関連したMDSによる貧血 
◆対症療法薬など
大鵬薬品工業パロノセトロン承認
(10年1月)
制吐剤 
小野薬品イメンドカプセル(ONO-7436)承認
(09年10月)
がん化学療法に伴う悪心・嘔吐NK1拮抗作用
日本新薬NS-315(塩酸トラマドール)承認
(10年7月)
がん性疼痛(非麻薬性鎮痛剤) 
中外製薬エポジン申請
(09年11月)
がん治療に伴う貧血 
サノフィ・アベンティスSR29142(rasburicase)承認
(09年10月)
悪性腫瘍あるいはその化学療法に起因して発現する高尿酸血症 

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