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2018/4/4

臨床腫瘍学会、頭頸部外科学会、口腔外科学会が頭頸部癌に対する診療連携協力プログラムを開始

横山勇生=編集委員

 日本臨床腫瘍学会は、3月29日、頭頸部癌に対して、日本頭頸部外科学会、日本口腔外科学会と診療連携協力プログラムを開始したと発表した。

 開始された連携プログラムは、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医、歯科・口腔外科医と腫瘍内科医が協力して頭頸部癌患者を診療することに加え、お互いの知識を高め合う教育面での連携も含まれている。今回の連携によって、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医、歯科・口腔外科医、放射線科医、腫瘍内科医、看護師、薬剤師などが協力して薬物療法の適正使用と治療成績の向上を目指す。

 従来、頭頸部癌は主に耳鼻咽喉科・頭頸部外科医や歯科・口腔外科医による治療が行われてきた、しかし最近、有効な分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬が複数開発されてきており、特徴的な毒性のある抗癌剤を使う必要が高まり、診療科の枠を超えたチーム医療が必要と判断され、連携プログラムが開始された。

 日本臨床腫瘍学会、日本頭頸部外科学会、日本口腔外科学会は、診療連携に係る協定を締結し、全国9地区に各学会のエリアリーダーを決めた。この連携プログラムに賛同・協力する医師は、このエリアリーダーのもと、免疫チェックポイント阻害薬を始めとするがん薬物療法に係るチーム医療体制の構築と適正使用の推進、地域における頭頸部がん治療に関する教育事業の推進を行う。

 具体的には、1)患者紹介:連携基幹病院に所属するがん薬物療法専門医による薬物治療、2)コンサルテーション:紹介元医師・歯科医師(耳鼻咽喉科・頭頸部外科医、歯科・口腔外科医など)からの相談に応じて薬物治療をサポートすること――が行われる。各医療機関の方法を用いて記録の残る形で診療を行う。今回の診療連携プログラムの枠組みで行われた診療は、オンラインによる患者登録によって記録され、各協力学会のエリアリーダーへの定期的なフィードバックが行われ、改善が進められるという。

 連携協力医師(がん薬物療法専門医)はこちらから検索できる。

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