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2015/12/8

ASCOとACSが乳癌サバイバーのケアに関するガイドラインを発表

森下紀代美=医学ライター

 米国臨床腫瘍学会(ASCO)と米国癌学会(ACS)は2015年12月7日、成人女性の乳癌サバイバーのケアに関する診療ガイドラインを、CA:A Cancer Journal for Clinicians誌とJournal of Clinical Oncology誌に発表した。

 ガイドラインのタイトルは「American Cancer Society/American Society of Clinical Oncology Breast Cancer Survivorship Care Guideline」。ASCOとACSが共同で作製した。同ガイドラインには、乳癌の再発に対するサーベイランス、2次性原発癌のスクリーニング、長期および晩期の合併症の管理、健康の増進、ケア・コーディネーション、臨床的意義などについての推奨が記載されている。

 今回発表されたガイドラインの意図は、乳癌サバイバーのケアを行うプライマリ・ケア医とその他の臨床医に推奨を示すことにある。推奨の内容は、ASCOの乳癌治療後のフォローアップに関するガイドライン、症状に焦点を当てたサバイバーシップに関するガイドラインと一致、および補完するものとなっている。

 ASCO/ACSエキスパート・ワークグループのCarolyn D. Runowicz氏は「新たなガイドラインでは、乳癌の女性が治療を受けてサバイバーへと移行する際に直面する問題に取り組んでいる。推奨は、サバイバーのQOLと健康アウトカムに焦点を当てた、質の高いケアの提供につながるものでなければならない」としている。

 ガイドラインの主な推奨は以下の通り。

・患者には乳癌の再発に対するサーベイランス(癌に関連する病歴や身体の診察などを含む)を定期的に行うとともに、新たな乳癌のスクリーニングを行う必要がある。

・乳癌の再発を評価するためのルーチンの臨床検査や画像検査は、無症候性の患者には推奨されない。

・プライマリ・ケア医は、健康的なライフスタイルを維持することの重要性について患者に助言し、治療後の症状と内分泌療法への遵守を監視する必要がある。

 同ガイドラインはwww.asco.org/guidelines/breastsurvivorshipで閲覧できる

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