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2015/8/20

抗PD-L1抗体atezolizumabがNSCLCで腫瘍縮小を認めたフェーズ2には日本人患者も含まれる

横山勇生

 中外製薬は、抗PD-L1抗体のatezolizumab(MPDL3280A)がPDL1陽性の局所進行または転移性の非小細胞肺癌(NSCLC)患者の腫瘍を縮小し、主要評価項目を達成した大規模フェーズ2国際試験であるBIRCH試験に、日本人患者も含まれていることを明らかにした。

 BIRCH 試験は、スイスHoffmann-La Roche社が行った多施設共同非盲検単群フェーズ2国際共同試験。PD-L1の発現が認められた局所進行または転移性のNSCLC患者667 人を対象に、atezolizumabの3週間毎の1200mg投与が行われた。腫瘍細胞(TC)および腫瘍浸潤免疫細胞(IC)でのPD-L1発現の有無は、Roche社の診断薬部門が開発中の免疫組織化学染色法(IHC)により判定し、スコアがTC2/3 もしくはIC2/3の患者が陽性とされた。

 主要評価項目は奏効率、副次的評価項目は、奏効期間、全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、安全性などだった。

 なおNSCLC(PD-L1の発現に関わらず)を対象にしたatezolizumabのフェーズ3試験であるOAK試験はすでに開始されており、2014年2月から日本も参加している。プラチナ製剤を含む化学療法が無効となったNSCLC患者850例を対象に、セカンドライン/サードラインとして、atezolizumab単独とドセタキセル単独を比較するもの。主要評価項目はOSに設定されている。

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