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2015/5/20

レンバチニブが根治切除不能な甲状腺癌を対象に発売

横山勇生

 エーザイは、5月20日、レンバチニブを根治切除不能な甲状腺癌を対象に同日発売したと発表した。分化型甲状腺癌に加えて、甲状腺髄様癌、甲状腺未分化癌を含む、根治切除不能な甲状腺癌を対象とした日本で初めての分子標的薬となった。

 用法・用量は、通常、成人にはレンバチニブとして1日1回24mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量するとされた。薬価は4mg3956.40 円、10mg9354.20円。1日1回24mgを月に30日投与すると仮定すると月に67万9944円となる。

 レンバチニブは、腫瘍血管新生や腫瘍増殖に関わるVEGFR、FGFR、RET、KIT、PDGFRなどに対する選択的阻害薬。VEGFR2とのX線共結晶構造解析から、新たな結合様式(タイプV)を持ち、速度論的解析からは、標的分子に素早く結合し強力なキナーゼ阻害作用を示すことが確認されているという。

 レンバチニブは分化型甲状腺癌を対象とした国際フェーズ3試験SELECTにおいて、プラセボに対して無増悪生存期間を統計学的に有意に延長すること、高い奏効率を示すことが明らかとなっている。さらに国内で実施したフェーズ2試験208試験で、甲状腺髄様癌、甲状腺未分化癌でも忍容性と有効性が認められていた。

 日本の甲状腺癌患者数は、約1万3000人から2万9000人と推定されているという。その一部が実際に投与対象になる。

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