このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2014/10/1

欧州でトリプルアンジオキナーゼ阻害薬nintedanibが進行非小細胞肺癌に対する承認勧告を取得

加藤勇治

 ドイツBoehringer-Ingelheim社は、同社が開発を進めているトリプルアンジオキナーゼ阻害薬nintedanibの、初回化学療法を受けた局所進行/転移性および局所再発非小細胞肺癌の適応について、欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)から承認勧告を取得したと発表した。

 同社が9月26日発表した。nintedanibは、血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)、線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)のシグナル伝達経路を同時に阻害する。3つの受容体は血管新生や腫瘍の増殖・転移に関わることが知られている。

 nintedanibについては、LUME-lung1試験が実施され、初回治療を受けた局所進行/転移性非小細胞肺癌患者を対象に、nintedanib+ドセタキセルとドセタキセル単独を比較している。腺癌患者グループにおいては、全生存期間(OS)がドセタキセル単独10.3カ月に対してnintedanib+ドセタキセル併用が12.6カ月で、有意な延長が認められている。

 nintedanibは、特発性肺線維症(IPF)の適応で日米欧において承認申請されている。非小細胞肺癌の適応では欧州で申請が出されており、今回、承認勧告を取得した。LUME-lung1試験には日本人は参加しておらず、日本では開発中だ。nintedanibは、非小細胞肺癌以外に、大腸癌、卵巣癌を対象にフェーズ3試験が進行中で、中皮腫、腎細胞癌、肝細胞癌を対象にフェーズ2試験が進められている。

この記事を友達に伝える印刷用ページ