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2014/9/10

切除不能進行・再発胃癌にオキサリプラチンが保険適応に、胃癌学会が適正使用目的にステートメントを公表

横山勇生

 切除不能進行・再発胃癌に対するオキサリプラチン使用が9月より保険適応の対象となった。対象となったのはオキサリプラチンを3週毎に130mg/m2投与すること。医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議および薬事・食品衛生審議会での審議を経て、切除不能進行・再発胃癌に対するオキサリプラチンの公知妥当性の事前評価が終了し、保険適用となったもの。シスプラチンの代わりにオキサリプラチンを使えば、大量輸液が不要で外来治療が可能というメリットがある。

 日本胃癌学会はオキサリプラチンが使用可能になったことを受けて、安全性に配慮した適正使用を推進することを目的とするステートメントを公表、学会ホームページで公開した。

 同ステートメントでは、推奨されるレジメンとしてオキサリプラチン130mg/m2、3週毎投与を経口フッ化ピリミジンと併用することとし、安全性の面からは他癌腫での使用経験のあるCapeOX(カペシタビン+オキサリプラチン)療法、SOX(S-1+オキサリプラチン)療法などのレジメンの選択が望ましいとしている。

 また、減量基準として、1.血小板減少症(グレード3)、2.好中球減少症および発熱性好中球減少症(グレード3)、3.感覚性神経障害(コースを超えて継続するグレード2および7日以上継続するグレード3)、4.その他の非血液毒性(グレード3)の4種を認めた場合にはオキサリプラチンの減量、グレード3の感覚性神経障害がコースを超えて継続する場合には中止を検討するとされている。

 ステートメントでは推奨レジメンの根拠、CapeOXおよびSOX療法の注意すべき有害事象について、詳しく記載され、参考資料も紹介されている。

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