このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2014/7/29

肝癌に対する全身性抗癌剤の新規開発は難航、S-1もOS延長を示せず

横山勇生

 肝癌を対象とした新規抗癌剤の開発が難航している。

 大鵬薬品工業は7月25日、ソラフェニブが無効になった、または副作用によりソラフェニブが継続できなくなった進行肝細胞癌患者を対象として実施されたS-1の国内フェーズ3試験S-CUBEで、主要評価項目である全生存期間(OS)の統計学的に有意な延長が認められなかったと発表した。

 S-CUBE試験は、プラセボ対照・無作為化・二重盲検比較試験で、主目的はプラセボ投与群を対照としたS-1投与群のOSの優越性の検証だった。全国58施設の医療機関が参加し、2009年10月から2013年8月の間に334例が登録された。

 試験の詳細な結果は、今後学会で発表する予定だという。

 肝細胞癌の全身療法は、ソラフェニブ承認後、新たに登場したものはない。S-1だけでなく、数多くの新薬でソラフェニブで進行した肝癌を対象にフェーズ3試験が行われたが、有意な差を示したものはない。またソラフェニブも術後補助療法の試験では有意差を示すことはできなかった。バイオマーカーなどによる患者選択の必要性が指摘されている。

この記事を友達に伝える印刷用ページ