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2014/2/24

NSCLCのセカンドライン治療としてramucirumabとドセタキセルの併用がOSを改善

森下紀代美=医学ライター

 米Eli Lilly and Companyは2月19日、非小細胞肺癌(NSCLC)に対するセカンドライン治療として抗VEGF受容体2抗体製剤ramucirumab(IMC-1121B)とドセタキセルの併用を検討したフェーズ3のREVEL試験において、主要評価項目である全生存期間(OS)が有意に改善したと発表した。

 REVEL試験では、プラチナ製剤を含む化学療法を1レジメン施行後に進行を認めたIV期のNSCLCで、非扁平上皮癌または扁平上皮癌の患者を対象としている。治療は21日を1サイクルとし、ramucirumab 10mg/kg、ドセタキセル75mg/m2をそれぞれ1日目に静脈内投与するramucirumab+ドセタキセル群と、プラセボ+ドセタキセル群を比較している。進行、受容不能な毒性の発現、コンプライアンスの喪失、同意の撤回まで、治療は継続される。2010年の開始以降、26カ国から1200人以上が登録され、ramucirumab+ドセタキセル群では主要評価項目のOSに加え、副次的評価項目の1つである無増悪生存期間(PFS)の有意な改善も認められた。

 ramucirumab+ドセタキセル群で発現頻度が高かったグレード3以上の有害事象は、白血球数減少、発熱性好中球減少、疲労感/無力症、高血圧だった。

 Lilly Oncologyのproduct development and medical affairsでsenior vice presidentを務めるRichard Gaynor氏は、「REVEL試験は、NSCLCに対するセカンドライン治療において、化学療法と生物学的製剤の併用によるOSの改善を示した初の試験。今回のデータは、多くの癌腫を対象とする複数のフェーズ3試験および早期の試験におけるramucirumabの開発プログラムへの確信を強めるもの」と話した。

 REVEL試験のデータは今後の学会で発表される予定で、同社は2014年中に規制当局にこれらのデータの最初の申請を行うとしている。

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